スカーレットの心のつぶやき
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私はこの数年前までは優しい人の意味も、
本当の優しさの意味も知らなかった。
人生50年生きてきて情けないと思う。
皆良い人たちばかりだと思っていた。
私が生まれた家は決して裕福ではなかったけれど
父も母も私に愛情をいっぱい注いでくれた。
私は愛されることが当たり前になって育った。
だから私自身も直ぐに人を愛せる人になったのだと思う。
愛を知らずに育った人は
人を愛する愛し方も分からないのかもしれない。
人を愛しいっぱい傷ついたけれど
一度も愛したことのない人よりは幸せだと思う。
私が今想い続けていることも
これは自己満足の世界だと思う。
私が愛しているならそれで良いと思っていた。
でも、本当の優しさはそうではないのかもしれない。
相手のことを思い、
相手の立場、気持ちを尊重できるということが
本当にその人のことを愛しているということなのだろう。
娘を育てた時も
本当に娘のためを思ってしたことだけではなかったように思う。
私自身の気持ちが済めば
娘がどんな気持ちになったかと考えることもなかった。
私の自己満足の世界に浸っていただけに過ぎない。
本当に人に優しく出来る人は
決して自分の気持を相手に押し付けることはしないのだろう。
そして想いながらも相手に伝えることをせず
ずっと心の中に秘めた想いを持ち続けるのだろう。
優しさに包まれて育った私は
いつの間にか愛されることが当たり前になり
本当の意味で人を愛することや
人へ優しくすることを見失っていたのかもしれない。
いつも自分だけの気持を大事にしてきた私は
恥ずかしい気持ちになってきた。
もっと大人にならないといけない。
年を重ねるということは
醜い面だけではなく
意味のあることなのだから。
私の周りにある本当の優しさに包まれて
私は幸せすぎたのだ。
この幸せを当たり前のことだと思わず
少しは自分の気持を抑えて
相手の立場や気持ちを優先できる人になりたい。
少しずつ少しずつ色んなことが分かってきた。
これも私にとっては一番大切な人のお陰だと思う。
恨みや憎しみの気持ちはもう私にはない。
綺麗になくなってしまった。
本当の意味でのあの人の存在価値が分かったからかもしれない。
今まで本当に有難うと
優しい気持ちで言えると良いな・・
スカーレット
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