スカーレットの心のつぶやき
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2005年12月08日(木) 無に

この数日間に起こったことは無にしようと思う。

いつまでも拘り続けるのは嫌だ。

何も良いことがない。

心が重くなってしんどいだけだ。

何もなかったと思いたい。

時間を二週間くらい前まで遡って

その時から今までの時間を消してしおう。

そうすればこの間に起こった色々なことを全て忘れることが出来るはず。

何もなかったと思えば

悲しくも辛くもない。

時間を切り取れば良いだけのことだ。

今日父が退院する。

嬉しそうな父の顔を見ると心が痛む。

退院しても元気になることはないと思う。

また入院することになるだろう。

つかの間の自由で気楽な時になるかもしれない。

でも、年内に帰ることが出来て本当に良かった。

お正月は家で過ごすのが一番だ。

たとえおせち料理を食べることは出来なくても

家で過ごすことの出来るお正月は良い。

私も三十年前、病院のお正月を過ごしたことがある。

病院が家から離れていたので

一時帰宅することも出来なかった。

数人の仲間と共にお正月を病院で過ごした私は

その時にとても淋しい思いをした。

父を迎えに行く時は元気な顔で行こう。

今の私の心の中を見せないようにしよう。

自分でもその時間だけは

色々なことから離れることが出来る。

何もかも無にして新しい年を迎えたい。

心機一転、いいこともあるだろう。

今日の私の心の色は透明だ。


スカーレット