スカーレットの心のつぶやき
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2005年11月04日(金) 主婦の値段

「ああ〜休みたい!」

「朝寝坊をしてみたい!」

この数日の私の心の中で聞こえる悲鳴だ。

私には休日というものがない。

外で働いている夫や

高校へ行っている娘には休みがある。

でも、私が一日ぼ〜として骨休めの出来る日はない。

毎朝4時20分に起床する。

夏場は良いけれど

これから寒くなる冬の早起きは辛いものがある。

いくら早起きが好きな私でも

たまには思う存分朝寝坊をしてみたいと思うときがある。

でも、哀しいかな・・・

専業主婦にはそんなことが認められない。

中には遅く起きて家事を始める人も居るだろう。

夫や子供たちが出て行く時に

まだ蒲団の中に居る人もいるかもしれない。

私には考えられないことだけれど

世の中は広いからありうることだ。

私の一日の労働をお金に換算したらどのくらいになるのだろう。

朝食の支度、

娘のお弁当作り、

夕ご飯の準備、

掃除、洗濯、アイロンがけ。

これらが終わると

父の病院へ行き看護。

夕方帰り道の途中でスーパーに寄り買い物をする。

帰宅したら洗濯物を取り入れ収納。

夕食の仕上げと済んだ後の片付けもの。

お風呂に入って一日の汚れ物を洗濯して干すと

やっと私の時間がやってくる。

好きな本を読んだりTVを見たりして

11時過ぎには寝ることにしている。

計19時間の労働だ。

ベッドに寝るまで体を横にする時間はない。

座るのは食事を摂るときだけのような気がする。

以前TVで主婦の労働は月30万円になると聞いた。

そんなものかもしれない。

でも、主婦には賃金は支給されない。

本当は家の家計を預かってやりくりしている大蔵大臣、

健康を守る厚生大臣、

子供を産み、育て教育のことを考える文部大臣、

少しでも気持ちの良い暮らしのために

掃除や洗濯をして環境を整え考える環境大臣・・・

色々な仕事がある。

そんな仕事は派手ではないけれど

とても大切な仕事だと思う。

外に出て働いてお金を稼いでくるだけが価値のある仕事だとは思わない。

結婚して専業主婦として過ごした20年、

この仕事は死ぬまで続くのだろう。

時には一人で何処かへ出かけてみたいと思う時もある。

気晴らしをしたい時もある。

でも、考えようによったら

身障者である私が

こうして毎日元気で家族のために働くことが出来るって

幸せだと思う。

小さな幸せだけれど

今の私にとってとても大事だし

これからもずっとこの幸せが続けば良いとも思う。

贅沢を言っていても仕方ない。

今は私の出来ることをしようと思う。


スカーレット