スカーレットの心のつぶやき
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2005年04月16日(土) 穴

小さな穴から大きな悲しみが押し寄せることがある。

小さな穴だから見逃すこともある。

小さな穴から吹いてくる風の音は

大きな穴から吹く風の音よりもひどく聞こえる。

穴は心の穴でも体の穴でも良いものではない。

昨日、行った循環器センターでのエコー検査で

私の心臓の壁に小さな穴が空いていると言われた。

私は先天性の心臓疾患のために

今までに二回の心臓の手術を受けている。

一回目の手術は私が19歳の時だ。

この時に三つの悪いところの手術をした。

「心室中隔欠損症」の手術もその一つだった。

その時に完全に塞いでいたと思っていたのだが

その壁の穴が少し残っていたのか

今も空いていてそこから血液が漏れているというのだ。

今のところ、自覚症状もなく元気だから意外だった。

このまま段々とその穴が大きくなればまた手術ということになるだろう。

でも、あれから数十年の月日が経っていることを考えると、

私が後何年生きるか分からないけれど

きっと大丈夫だと思う。

最近の私は先のことを心配しなくなっている。

だから、昨日医者にそう言われても全然ショックではなかった。

その時はその時のことだと思っている。

今は私に出来ることをすれば良いと思う。

今日は父や母の所へ顔を見せて手伝いをしようと思っている。

穴は穴でも心の穴でなくて本当に良かった。


スカーレット