スカーレットの心のつぶやき
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2003年07月20日(日) 病は気から

「病は気から」と言う言葉がある。

病気と言う字からも分かるように、
病気は気持からくるということなのだろう。

つまり人は気持の持ちようで、
病気になったりならなかったりするというわけだ。

私は生まれ持った病気のために、病気に対して平気なところがある。

却って元気な人の方が病気に臆病なところがあるように思う。

昨日、こんなことがあった。

近所のおばあさんと話していたときのことだ。

もう良いお年の人で見かけはお元気そうなので、
「いつもお元気ですね」という話から始まった。

その人は最近目がかすんで見えにくくなったと言っていた。

今から薬局へ行き目薬を買ってくるという。

私はここにも良い眼科があるから、
病院へ行って診て貰ったらどうですか?と言った。

やはり市販の目薬をさすより
ちゃんと専門の医者に診てもらった方が良いと思ったからだ。

でも、その人は病院へ行くと何か病名が付けられるから嫌なのだと言う。

「ふ〜〜ん、そんな考えの人も居るのだなあ・・・」と思った。

考えてみると私もそうだが、
自分の体のことは自分が一番分かると思っている。

勿論ちゃんと医者にかかることが一番良いと思うけれど、
医者嫌いの人が居るということも納得できる。

自分でこのくらいなら医者に行かなくても大丈夫だと
思う時は確かに大丈夫だと思う。

自分で不安に思うときや今の状態が嫌だから治してほしいと思うなら
これは医者にかかることが一番だ。

だから病名をつけられると本当に病人になってしまうから嫌だと言った
そのおばあさんの気持が分かるような気がする。

この人のようにそれで一生を終えることができるなら
こんなにいいことはない。

私の叔父はもう90歳近くになるのだけれど、
今から数年前までは医者にかかることがなかった。

だから保険証を使うことがなくて市から表彰されたということも聞く。

でも、お嫁さんの忠告を聞きこの頃は病院で診てもらって
白内障の手術もしたし風邪も治してもらってるらしい。

だから長生きしているのだとも思える。

自分で自分の体を過信して本当に大事になる場合もある。

病気は嫌なものだけれど、
最近は「無病息災」ではなくて「一病息災」と言われている。

何か一つ病気を持っている人の方が、
確かに自分の体のことを考えるし異常を見つけやすいからだと思う。

おばあさんもやはり薬局の薬ではなくて
病院へ行って診てもらうほうがいいのではないかと思った。

でも私は言えなかった。

このまま元気で居てほしいと願いながら、その場を離れた私だった。









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