スカーレットの心のつぶやき
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2003年06月29日(日) 家族


元チェッカーズのメンバーの高杢さんが
自分が癌だったことをTVで告白していたのを見た。

胃、脾臓、胆のう、食道の一部を切除したと言っていた。

でも、顔色も良く元気そうな感じを受けた。

こうして皆の前で言えるまでには色々と葛藤があったと思う。

絶望した時もあったと思う。

何で俺が?と思ったに違いない。

転移もなくもう大丈夫だと思えたので告白したとも言っていた。

彼の言葉の中で印象に残った言葉があった。

それは「家族が居たから頑張れた・・・」という言葉だった。

その言葉を口にした時涙ぐんでいた彼の姿に
私の胸はきゅんとなった。

「家族」そう彼は言った。

「家族」の存在は普段は当たり前になっている。

時にはうるさい存在に思えるときもある。

でも、何でも最後は家族だと思う。

私にも今まで家族の有り難さを痛感することがいっぱいあった。

家族だからこそ許せることがある。

もしも他人ならば、一度心が離れたら
きっと二度と良い関係は結べないと思う。


でも、家族は喧嘩をしてもすぐに元に戻れる。

娘に偉そうなことを言われて本当に腹立たしく思うこともあるが、
少し時間が経つともう何もなかったように話ができる。

離婚しようと思って本気で離婚届を書こうと思っていても、
又思い直してやっていける。

これが家族なんだろう?

私には一人父方の叔父が居る。

若いときに家を出て家族を捨てた。

仕事も他のことも恵まれて回りから見れば
とても良い人生を歩いてきたように見える。

でも今の叔父はベッドの上で寝たきりの生活をしている。

物を言うこともなく、口から食べることも出来ず
胃に直接チューブで栄養を入れてもらって命をつないでいる。

脳梗塞で倒れた時に家族が側に居たら
今のような状態にはなっていないと思う。

家族が居れば叔父も治そうとしていたかもしれない。

家族が居れば一緒にリハビリに励んでいただろう。

家族の居ないことが今の叔父の状態の原因になっていると思う。

高杢さんの告白のTVを見ていて叔父のことが頭に浮かんだ。

叔父は自分が歩いてきた人生を後悔はしたくないと思っているに違いない。

恨んでもないと思う。

でも、家族を捨てずともに暮らしていたら
悲しみは半分に喜びは倍にすることができたと思う。

改めて家族の有り難さをつくづくと感じている。

時にはうるさくてたまらないと思う家族の存在を
本当に大切にしたいと思う。



スカーレット