2002年04月19日(金) |
●阪神0−1虚人(怒) 阪神甲子園球場 |
手負いの状態が恨めしい。 赤星の長期戦列離脱は、今年の阪神の最終順位に影響するかもしれないな。 中日戦から引き続いて言える事だが、攻守において相手にプレッシャーをかけられない状態になってきた。 開幕後は足を絡めて掻き回していた阪神が、逆に守勢に回り続けている。 赤星の欠場は、今岡・片岡等の打撃をも変化させる。 足を警戒しての直球重視といった配球が消えるからだ。
今日の試合に限って言えば、序盤で先取点を取れなかった事が全て。 立ち上がりに不安定だった桑田から1点でも奪っていれば、勝っていただろう。 もうこのまま打線が爆発するのを待っていても始まらない。 赤星がいなかろうが、盗塁やエンドラン等の積極策を多くうたないと、点が取れそうな気がしない。
同じ0−0で来ながら、内容で圧倒的に魅せた井川が、ワン・ツー・スリーの事故で沈む。 野球とはこんなものだとも思うが、こういう結果はやはり悔しい。 これじゃ昨年までと全く変わらない。 でもまだ11勝5敗1分。胸を張れる成績なんだ。 焦らず今一度、選手個々が自分の求められている役割を見直して取り組んで欲しい。
最後に濱中には期待しているだけに言わせていただきたい。 中途半端な打撃はしないで欲しい。 浜風の甲子園で、延長・1点ビハインドという場面。 内角なんか来る訳がないよ。 外一本に絞って、初球から踏み込んでいって欲しかった。 それで内角に投じられて三振しても、ゴメンナサイでええんちゃう? 次打者のホワイトとは、同じ凡退でも内容が全然違う。 そうやって積極的な姿勢を続けていって、近い将来劇的なアーチを架けてくれる事を願っている。
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