2005年05月21日(土)
スパイダーマン2のDVDの廉価版が欲しくて、ヨドバシまで出かけたんだけども、みあたらないんで。
うっかり、ブラジル。
2004年ごろに初めてDVD化された、というのも、だいたいDVD化されていることも知りませんでした。「バンデットQ」のDVDが手に入った時点で、もう、あとは成り行き任せ、頑張って探さなくていいやモード。
「モンティパイソンのホーリーグレイル」も、最近再公開されてたはずなので、DVDが出たら探そうとは思っていましたが、なんとなくうやむや。というより、なんか、自宅でくつろぐのが一週間ぶりとか、そういう生活を改めなくてはいけないでしょうともさ。
連休はさすがに、ちょっとのんきに過ごしてみて、今年にはいってから自宅でメール落としてなかった事実に直面させていただきましたとも!
数千通のメールを受信するだけで、一日潰れた。まったく、恐ろしい事です。
「未来世紀ブラジル」ですね、邦題。書類の山が積み重なる場面は、身につまされますね。ううう。
んで。ラストが、ラストが私の記憶と違う。私のノーミソが間違った記憶を抱えている可能性もあるとはいえ、ラストが違う。違う気がする。
気がするんですけれども。
途中のシーンも、忘れているだけかもしれんが、違う気がする。パッケージだってビデオと全然違う。はず。あぁ、どんどん弱気に。
内包されているブックレットによれば、日本で発売されたビデオにも何種類かあるらしい。で、このDVDはどうやら、以前に見たビデオとは違うバージョンらしい。
最初に見たビデオは、多分東北新社のバージョンだと思われる。当時の近所のレンタルビデオ屋には東北新社のタイトルが多かったような記憶が(これまた怪しいが)ある。のが、いっこめの理由。にこめの理由は、ビデオのリリース時期と、借りて見た時期が合致するのが東北新社版だけだから。ビデオ版は既に廃盤らしいが、とりあえずなんとか探して比較してみたい。
たぶん、DVDが数分とはいえ長い。
ところで。
こんな映画だったっけ?
ジル(ヒロイン、ヒロインでいいんだよね)がプレハブ住宅を運ぶトラックに、サム(主人公)が同乗している場面。このあたりから、これでもか、というぐらいにサムがダメダメ。いや、まったく、これでうまくコトが進むなんて、思えないぐらい。
なので、ラウリー夫人(ママ)宅での美容整形記念パーティで、病気扱いされてたのとか、ジャック(友人ということになっているが、具体的にあまり友人らしくはない)の妻が紹介されてなんだか引き気味だったりとかが気になったので、このパーティまでが現実。このあとママが言ってたとおり、ビョー院に放り込まれたんではないかと。情報剥奪局ってのが、きっとビョー院。
きっと、治療が成功したんだね。
ウソです。
うーん。でも。こんなに、あからさまに、バッドエンドだったとは思っていなかった。「12モンキーズ」もこんなぐあいだったけど、「未来世紀ブラジル」はもすこし夢の中へっぽかった(なんだそれ)ような気が。
「フィッシャーキング」で聖杯を手に入れるクエストの場面は、「サクリファイス」(タルコフスキー監督のやつ)のラストでロウソクを消さないようにプール(なのか、外の風呂だったか)を渡るクエストっぽいと思ったんだけども。これも見直すとぜんぜん違っていそうで恐ろしい。自分の記憶力のなさ、というか間違った記憶の生成具合にがっくりきそう。
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