2002年10月15日(火)の続き。 -- とりあえず、以前に学校でやった記憶を頼りに、千石は彼の手当てをした。 止まらぬ血がべったりと赤く染め上げたガーゼと包帯は山になる程で、途中で薬局へと走る事となったが、なんとか終った。 彼は途中で気を失ってしまったが、先程からずいぶんと魘されているようで、微かなうめき声を上げている。 「……何すりゃこんな…大怪我するんだか……」 傷は、相当のものだった。 ジーンズの下、抉られたような傷口からは真っ赤な肉がのぞき、微かに白い、骨と思われる部分さえ見えていた。 それだけでなく肋骨は何本か折れているようだったし、体のあちこちに小さい傷があった。 左腕は完全に折れ、折れた骨の一部が皮膚を破りかけていたし、右腕上部には左腿に比べれば浅いが、同じような傷がついていた。 手当ての途中、千石は何度か吐きそうになったが、それでもどうにかしなければ、と思って手当てをした。 はっきり言って、自分では手に負えない事もわかっていたが、どうしても病院へ連れていく気にはなれなかった。 熱も高い。 氷水で冷やしたタオルを額に置いても、すぐに熱がうつり、冷たさは失われていく。 痛みと熱に苦しむ姿を他人の事ながら痛いと思いながらも千石は、水を取り替えに洗面所へと向かった。 静かすぎる寺の中は、小気味悪い。何年も暮らしている場所ではあるが、どうにも居心地の悪さを感じる。 水を取り替え、新たに氷を入れた桶を持ち、部屋に戻ろうとした時、重い物が床に叩き付けられるような音が耳に入った。 千石はあわてて桶も放って音の方向、彼のいる部屋へと走った。 部屋まで一直線の廊下だが、いかんせん遠い。 「だッだいじょう……ッ!」 慌てて部屋の中を覗き込めば、彼は床に這いつくばり、どうにか立ち上がろうとしていた。 必死に起き上がり、立ち上がろうとしているのがわかったが、指は力なく床を掻き、腕は震え、右腕の包帯からは新たに血が滲んでいた。 「ちょ、何して……だめだって!無理したら死…」 「死なねぇよ!クソ!」 慌てて駆け寄る千石を、彼は忌々しそうに強く睨み付け、叫んだ。 -- まだ続く…しかも全然進んでな…い…し……。 …ぐだぐだやっていき…ます……あー書きたい所がまだまだ遠い…!(涙) まぁ、パラレルだし楽しいのは自分だけだし…いいか…な……。 しかもまだ千石しか名前でてな…い…し…ありえない…ありえなすぎんじゃないの自分……。 …なんていうか……表現力がなくて申し訳ない…もっとグロ書きたいんだけどな……! 色々とかおかしい所ばっかりで…穴が…!(またかよ!) あわわ…し、調べようちゃんと…ごめんなさいー; ひッ殴らんといて!
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