2002年07月06日(土)

■ 常時電源オン事情

少し離れたアパートに住む同僚を、今日は訪ねてみた。
相手は終日、部屋にいるというし、
ぼくも漠然と夕方頃としか伝えていなかったので
ちんたらと出かけたのだった。

ちんたら、それは未知のルートを採ることから始まる。
すると、ほら、猫がいた。
そう。ちんたらとは、ぼくにとって
猫を発見するたびに立ち止まることである。

路肩に停められた車にすりすりしていた猫は、
傍らにぼくがしゃがむのを認めると、
伸ばした手に、ぶつけるような仕草で頭をなすりつけてきた。
おぅおぅ、めんこいなぁ。

この慣れよう、地域猫というやつかもしれない。
誰の飼い猫というわけではなく、その界隈でなんとなく気にかけられ、
可愛がるともなしに可愛がられている猫。
なので、人当りと肉づきはいいが、毛並や顔つきは野良のそれに近い。

くっそー、こんなことならデジカメ持って出るんだったなと思いながら、
途中、3匹の猫を発見し、うち2匹をてなづけながら同僚の部屋に着く。
そこでは、90度方向のちがうテレビとパソコンがどちらも稼働中だった。

どっちかにしろよとは、しかし言えない。
ぼかぁ、パソコンつけっぱなしでここまで来ちゃったもんね。はは。

光熱費が会社持ちだと、結局こうなってしまうのだなぁ。
ネットの世界では常時接続というのが合言葉だが、
ぼくら赴任組の間では常時電源オンというわけだ。

やたら読み込みの遅いゲームを擁するプレステ2もその候補だったり。


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