短いのはお好き? 
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2004年06月26日(土) violet







宇宙の彼方で一番星が瞬きはじめ



眠たげな公園のざらついた花崗岩の壁に




陽光の残滓が深紫の光となって密やかに舞い降りてきたとき



不意に背後から自分の名を呼ばれたような気がして振り返った




むろん そこには誰もいやしない




きみの声で名を呼ばれたはずなのに
 



気づけばきみの声など知るわけもない





きみの名前さえしらないのに




どこにもきみはいない





真っ暗闇のなかでぼくはただ 寒さに打ち震える












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