短いのはお好き? DiaryINDEX|past|will
彼女から赤ちゃんが出来たと聞かされたとき、マジ、ヤッベーと思って一瞬目 の前が真っ白になった。 彼女には失礼だけど、ホントに相手はボクなのかなって少し思った。 パパの言ってた通りのことになっちゃった。パパは怒るだろうなぁ。 ボクはたぶん病気なんだ。街角で可愛い子を見つけると自分でもわけわかんないうちに、またがっちゃってんだもん。 前にテレビで見たっけ。こういうのはホンノウっていうらしい。ホンノウってなんだろう? 病気の名前かな? ママもがっかりするだろうな、てか、逆ギレするかも。 「うちのジュンちゃんに限ってそんなハシタナイまね絶対するはずがありません! お宅の不良娘に誘惑されたにきまってます。まったく泥棒猫みたいなマネして!」 ママごめんね。ママはボクが可哀相だからって、シュジュツというのをしないようにしてくれたんだよね。でも、今度ばかりはパパの言ってたことが正しかったんだね。 「男の子って、そういうもんなんだよ。もうやりたくて仕方がない時期があるんだ。パパ自身そうだったんだから。可哀相だけど、ここは心を鬼にして…」 パパのいう通りにしとけばよかった。 ボクこれからどうしたらいいんだろう。 彼女は、たしかシュゾクがちがうっていってたけど、アメリカンショートヘアの彼女とチワワのボクのあいだには、どんな赤ちゃんが産まれるのかな? ボク、赤ちゃんにふさわしい、りっぱなパパになれるかな? I appreciate Only you can rock me
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