2005年06月14日(火) |
艦長のシャワーシーンを見て思いついたSS。 |
この間からちまちま書いてました(汗)ミネルバブリッジ内の話です。 アーサー受難話とも言う(笑)そしてメイリン黒いです(汗) あとで萌え部屋に移動させますがそれまではここに置きます。SS嫌いな方は見ないで下さい。
「ふう・・・・・・」 艦長室に入り帽子を取って机の上に置きながらタリアはため息をついた。 「・・・・なんでこんなことになっちゃったのかしらね・・・・ふう・・・・」 そしてまたため息。 「・・・・シャワーでも浴びて気分転換でもしましょう。」 立ち上がりバスローブとバスタオルと下着を手にしてシャワールームに入る。
「・・・・・・最近また痩せたかしら・・・・」 自分の体が写っている鏡を見ながら呟く。ミネルバの艦長職についてこの方、とてもゆっくりしている暇もなくはっきり言ってまともに食事すら取れていない。 それは激務といってもいいほどで痩せるなというのが無理である。 色々と考え事をしながらシャワーを浴びていると無粋なブザー音が響いた。 ブリッジからの連絡だ。 シャワーを止めて直に通信を開く。 「何?どうしたの?」 「艦長、ジブラルタル本部からの通信が入ってます。」 メイリンの声がシャワールームに響く。 「・・・分かったわ?繋いで頂戴?」
「ミネルバに指令が出たぞ?プラントから連合の馬鹿がまた動くらいしとの情報が入った。 場所は・・・・・」 指令が伝えられ、了解の復唱をしシャワールームを後にする。 着替えて簡単に化粧を済ませるが髪を整えている時間が無くタリアはいつもとは全く違う印象の髪型のままブリッジに向かった。
「ジブラルタル本部からの指令が来たわよ?」 ブリッジに入るなりタリアはみんなに向けて話す。クルー達が一斉にタリアの方を向いたが見た途端固まり目をぱちぱちしている。 「・・・・あの・・・・どちら様でしょうか・・・・?」 副官のアーサーがおどおどと話しかける。声はタリアなのだが・・・。 「何を馬鹿な事を言ってるのアーサー。そんな冗談を言っている場合では無いわよ?」 眉間に皺を寄せて睨みながらタリアは言った。その直後0.3秒くらいの間があると・・・ 「・・・・えええええーっ!!!???か、艦長・・・・・っ!!!???」 アーサーの大きな声を共に周りのクルーの驚きを隠せない表情がタリアの目に着く。 「なあに?そんなに私の顔が可笑しいの?」 怪訝そうな顔で周りを見渡す。 「い、いえっ!そんなことないです!!」 「艦長、その髪型素敵ですよ!?」 「私もその髪型いいと思いますよ?」 各々すぐさま意見を言った。 そして、メイリンが満面の笑みを携えて一言。 「艦長、その髪型の方が若く見えますよ?」 言ってはいけなかった一言を発したメイリンにみなの顔色が青くなる。 「ち・・・ちょっと・・・メイリン・・・」 アーサーはおろおろをしてメイリンとタリアを交互に見ている。 「・・・・・・そう?でももう若く見られる事を気にする歳でもないからいいのよ?」 タリアもにっこりと笑いながらでも嫌味交じりに返答を返した。
その後、ミネルバは戦闘に出たがいつもより厳しい艦長の指示がブリッジに飛び交ったのは言うまでも無かった・・・。 そしてアーサーにとばっちりが飛んだのだった・・・。 「アーサー!!早くなさい!!ほらっ!トリスタン遅れてるわよ!!?」 「はっ・・・はいーっ!!!・・・・もう・・・勘弁してくださいよ〜・・・ううっ・・・」
はい。すみません(汗)って言うかタリアさんのあの髪型って形状記憶だと思っていたので正直あのシャワーシーンには驚かされました!でも萌えでしたが!!(笑)そしてシャワー浴びてて緊急事態になったらあの髪形のままブリッジに走るのね!とか考えたのでこのSSが思いつきました。最近本当色々萌えまくってますね〜。
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