母のタイムスリップ日記
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2014年04月05日(土) 定期通院と買い物

毎日服用している薬が残り少なくなってきたので通院した。
起床した頃は真っ青の空だった。
西に真っ白な富士山がくっきりと望めていた。

通院するころには北側には真っ黒な雨雲が出ていた。

車で10分ほどのところにある掛かりつけの診療所。
診察室はがらりと空いていて患者さんは誰もいなかった。
「ラッキー!!」
すぐに診察して頂いた。
気になっている症状も質問した。
医師は病院の検査結果を見直して気になる数値を見て
「心臓は大丈夫とは思う。薬の副作用と思われる」と。
様子見ということで診察終了。

お薬を頂いて お店の中をくるりと買い物。
魚屋さん。八百屋さん。本屋さん。スーパー。パン屋さん。
お茶屋さん。ドラックストアと順繰りに回った。

そろそろ帰ろうと思って「さ 帰ろうね」というと母の目は
真剣そのもの。
覚醒している母を見るのはお花見以来だ。

母にはいつもと違う景色は 程よい刺激となるようで脳が活性化
するように思えた。

母の気持ちを汲んで 更に時間を延ばしてお店をクルクル。
2時間半ほどの外出となった。

タクシーに乗り家に戻った。
帰りのタクシードライバーさん「ゆっくり 乗ってくださいね」と声を
かけてくださり嬉しかった。
4年前くらい前にはお花見しながら川べりを車椅子を押して家に
帰ったものだが…風の冷たさやわが身の体力を考えるとタクシー
になってしまう。

昼食介助を済ませても母の目はパッチリしていた。
デイでは 寝ている。

手足のマッサージをしてケアマネさんを待った。
今月から新しいケアマネさん。これまでのケアマネさん退職のためだ。
新しい方は初対面ではないのだ。
ショート先でお世話になったことがある。

今の母の様子の聞き取り。ケアプランの確認。
そして これまでの母のヒストリーを聞いてくださった。
「施設と家では 皆さん 良くも悪くも違うものですね。今つくづく感じています。」
と話されていた。
「母をグループホームに託していたころ そのギャップを見てきたのでよくわかります」
と伝えた。

ケアマネと話している間も母はお目目パッチリ。
話しかければ頷いている様子をみて感じられた様子だった。

「今日は 外出しましたのでよく反応してくれます。刺激がある暮らしってやはり
いいのだなと思います」と話すとケアマネも「そうなんですよね」と同意してくれた。
「デイやショートの時には難しいことは存じています」と伝えた。

そんなこんなでケアマネさんとの時間は過ぎた。

それから大急ぎで夕食の支度。
そして夕食 少し傾眠が始まったが 食事を終えるまで何とか堪えてくれた。

食事のかたずけをしているときにウトウトしたがトイレ誘導の時にはしっかり目覚めて
その後少し遅めの就寝までしっかり起きていた。

食事の量も定量で水分も定量。
母もいい表情だったし外出出来て良かったと思う。
暖かくなってきたので外出しやすい季節となったのだなとつくずく感じた。


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