母のタイムスリップ日記
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昨日は午前中に包括の会議に呼ばれて講演会のお知らせと介護者の会のPRをさせて貰った。 役目を終えて帰ろうとしたら役所の人に呼び止められて話し合い。 こちらも同じことで話をしようと思っていた時だったのでざっくりとした話はできた。
急いで家に戻っておなかにエネルギーを詰めて 今度は介護者の会へ。
介護者の会に新しい方が見えた。 若い世代で独身。 通院拒否のため認知症の診断もできていない。 話を聞く限り明らかに認知症。 改正前なら要介護2位。
優しい方たちで毎日てんてこ舞いなのに「しょうがないな」という感じで接しておられる。爆発させないように工夫を重ねていらした。それでもたまりかねて会へ見えた。
話を伺いながら介護保険ってなんなんだと思ったが それはおいおいに。 こうやって孤軍奮闘している介護者ってもっといるのだろうと思う。
そして今日は 通院予約の日。 家を出る前にトイレ誘導してしっかり絞り出して通院したら…。 尿検査ができなかった。 残尿だけ検査と思ったので家で出せば病院ではトイレに行かないでもいいなと勝手に判断したのが間違いだった。 残尿は悪くなってなくて変わらずというところだった。 来月は検尿の容器を頂いてきたので家で採尿できる。
病院の向かい側にある調剤薬局に行って隣に美容院があることを思い出した。 窓を覗くとお客さんがいない。 そこでパーマをかけて貰えるかと聞いたら予約が入っているということだった。「しょうがない。諦めます」と伝えたら「待って 予約のお客さんに電話するから」と。すると客さんが時間をずらしてくれた。 そこでパーマをかけて貰った。
ゆるいお店で年を重ねている方なので カットもパーマもオールドファッションで昔使われていたパーマ液。 2時間半かけて…仕上がった。 時間をずらしてくれたお客さんも見えてお礼を言ったら「いえ 時間に追われるような暮らしではないですから…」と温かい言葉を頂いた。
それでも気になっていたので良かった。 母の反応は最初は「?」だったのにロットを巻きだしてあと少しで終わるという頃に「綺麗になるね」と言ったらにこっとして頷いた。 普段の暮らしと違う体験は母にとって良い刺激となる。
美容院を出て病院に戻ってトイレを借りてから家に帰った。
美容院を出て家に戻るまで居眠りしなかった。 夕食の始まるころにうとうとしたがあとは夕食をしっかり食べてくれた。
口腔ケアを済ませてトイレ誘導して…就寝。
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