母のタイムスリップ日記
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「介護が長くなって大変ですね」と言われることが増えた。 そういわれた時答えに窮する。
「長生きしたくない」という言葉にも窮してしまう。
元気でいるに越したことはないと思うが「生きている役目」は病気になったものにだってあると思う。たとえそれが認知症であっても。
母に「頑張ったね」「我慢したね」というと必ず頷く。 その母の頑張りにいつも敬意を表している。
じゃ 一生懸命に全力疾走で介護しているのかといえば そういう訳でもない。 自分にできる範囲のなかの介護だ。
そして1番の理由は 「家で死にたい」といっていた父の思いをを叶えてあげられなかった悔いがあるから。悲しそうな顔を時々思い出す。 母が病院を希望するならばそれもよい。 でも母も家を望んでいる筈。 母の友人の女医さんが 薬物中毒になったご主人を息子と力を合わせて入浴させたりして在宅介護したという話を「そうできたらいいわね」としみじみと話していたことを鮮明に覚えている。
と書きながら「ちょっと疲れ始めているな自分」も自覚している。 …いつものごとく尻切れトンボ…
♪それでも何とかなるだろうぉ♪
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