母のタイムスリップ日記
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2013年11月07日(木) 母の案内のままに


更新もまた間が空いてしまった。
小さなことや用事がありPCを開いても日記の更新までには至らない毎日だ。

5日朝のトイレ介助の折パットに血尿がみられた。
夜間の尿量は多く2度の取り換えの時には問題はなかった。
熱もなく血圧も正常。

先月も8日に血尿があり通院。その時の尿検査では鮮血反応はなかった。
腎機能検査も異常は見当たらないとのことだった。
その後穏やかに過ぎた。

血尿が見られて ちょっと気になっていたことが線でつながった。
最近 パットの中央が薄いグレーになっていることが続いていた。
夜間トイレ介助していたのでパットの色について気にしていたことはなかった。「トイレでの排泄をしないからこうなっているのかな?」「でもなぁ グレーって…なんなんだろう?」と思っていた矢先のだった。
つまり あのグレーは きっと少しの血尿だったんじゃないかな?」

ちょうど5日は1泊2日のショートステイ。
そして8日には経過をみるため病院での予約が入っている。
近場の診療所では前回の時「病院へ」と言われた。
「そのことで緊急を要するほどのことではない」というのが医師の見解だった。
ということで ショート利用をすることにして 血尿に関しては迎えの職員に説明して母を送り出した。

ショート利用中に 5ミリほどの太さで5センチの血の塊が見られたと報告があった。ショート先の看護師の話では「 血液が濃くなるとこういう現象は起きる」ということだった。
そして職員の話として 「高齢(90歳代)の中には こういうこと症状が出る人もいます」ということだった。

「子宮とか卵巣とかでしょうかね」と問うてみると「膣炎」とかもあるみたいですということだった。

明日通院予定なので経過観察中。

食事も少し変化してきている。
食べ始めは美味しそうににっこりして食べ始めるのだが終わるころには口の中に停滞するようになる。
1時間かけてようやく全量摂取。

夕食の終わるころにはうとうとして数分後には目覚めるということも起きている。母の状態に合わせながら 顔を拭いたり 口腔ケアをしたりしている。

就寝もほぼいつも通りにできている。
夜間に目覚めることはない。

病ごと症状ごとを丸ごと受け止める日々。
前屈も強く出ている。
放置したらきっと前のように椅子から転げ落ちてしまうだろう。
「痛い?」と聞いても反応はない。
就寝前に「感謝の祈りを捧げますか?」と聞くとうなずくので一緒に祈っている。祈りが終わる頃には涙が溜まってるのできっと話は理解できていると思われるのだ。

こういう日々だが暮らしぶりはいつも通り。
「ちょっと横になってみる?」と聞いても首を横に振るのみ。
母の隣にいる時間が これまでより更に長くなった。

95才以上の人を在宅で看取った人たちは みんな「静かに静かに機能が落ちていくので逆らわないで受け止められる」と言っていた。
訪看を受けていた人もいるが特別の手当はなかったといっていたので 往診してもらう時期を見極めていくしかない。
とはいっても 今すぐどうこうなるものではないので母の案内のままに付いていこうと思う。
今はいつも通りに…だ。

今朝 弟には症状を電話で伝えた。


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