母のタイムスリップ日記
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デイのない今日は 母と過ごす日。 いつもとほぼ同じ時刻に起きてもらう。 夫に朝食の配膳をしながら「う〜ん 今日は動きたくないあ」と朝から愚痴を零した。 「行かなければいいでしょ」と予想通りの言葉が戻ってきた。 自分で言ったのに 自分でも判っている答え。
1日家でじとっとしているより 変化のあったほうが母には良い筈。 気持を起こすために 出かける準備を先にした。
それからトイレ誘導。 「大」排出で 外出へ背中を押された感じ。 外出画面どうと思うのは 嘔吐・排泄もある。 それが ほぼクリアされたのだ。
朝食は無理をせず 食べられる量のみで様子を見る事にした。 そして車椅子を押して外出。 町内の集会所でサロンが開催される。 準備やあと片付けの手伝いはできない事 早目に連絡した。
集会所の前で サロンに立ち寄るご夫婦と男性と一緒になった。 段差があるのを気にしてくださり乗り込むのを手伝ってくださった。
「いやぁ 髪が黒々していますね」「自分の母より年上なのに姿勢も保持できてシャンとしていますね」とひとしきりお褒めの言葉を戴いた。 母の耳にも届いているのだろう。 普通に暮らしているいる方々に囲まれるのも普段はないことだ。 いつもと違う活き活きとした表情のように感じた。 認知症と言えども 其の場所で仲間として認めて貰える…。
認知症になってもこういう場所に来て大丈夫よ。 見守りは必要だけれど 閉じ篭らない方がいいよ。 見たとおり 大変でもないでしょ。 そんな想いが伝わればいいなと思う。 ただ外出するまでの億劫さはあるのだけれど…。
みんなで歌を唄っていたら母もニコニコと聞いていた。
皆さんのお話の輪に入りながら母とともに楽しめた。 参加者のお1人が デジカメで撮った画像をサウンドつきのスライドショーに仕上げた作品を持参して見せて頂く。 おそらく70代半ばで 自力でPCを学びスライドショーもできるようになったそうだ。とても素敵な作品で一同ため息。
サロンを途中で抜けて家に戻り トイレ介助して昼食。 食べ終えて落ち着いた頃療法士さんが見えた。 いつもは 傍でずっと立ち会うが今日は 昼の後片付け等も冴えて貰った。
リハを終えて 休息後入浴。 にこにこ笑顔で入浴できた。
水分補給しておやつを食べて貰い 夕食の準備を始めた。 待っている間も「あはは」と良く笑う。 とても気分が良さそう。 久しぶりにベストな状態のように見える。
夕食中も良く笑いよく食べた。 主食控えめながら完食。 夫も帰宅して休息の間 夫の手を握りながら過していた母。 夫も手を離して…と言い出せず ずっと母がするがままに応じていた。 こんなことは滅多にある事ではないので写真を撮っておけばよかったのかも知れない。
しかし今日も暑かった。 今尚 フワフワと暑い空気が揺れる感じだ。
食後の休息後就寝。 直ぐにzzz。 噎せや咳き込みもなく穏やかに眠っている。 トイレ誘導も順調である。 何よりガスが良く出てこの分だときっと嘔吐もないと思われる。
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