母のタイムスリップ日記
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2010年03月15日(月) ソフト食


午前中 大急ぎで掃除機をかけて ちょこっと整理整頓。
母を迎えに行くまでに 家のことをしようと思っていたけれど デイの家族介護教室の参加者が少ないので…とSOS発信をキャッチして出かけることにした。
仲間も誘って…。

今日は ソフト食のレシピやメーカーさんを呼んでの教室だった。
行ってみて ピンチの時に使っているメーカーだった。
古くからある大手のメーカーではない。
私は 母に使えそうな食品はないかと探していて デパートで見つけて試しに使ってみて 母がにっこり笑顔を見せるので これはOKだろうと思い いつも冷凍庫に切らさないようにしている。
勿論 私も味を確かめ これくらいの味を好むのだなと味付けの物差しに使っている。

実は あれこれと大手メーカーの介護食を時折使ってみているが 母は喜ばないので 戴いたものが一向に減らない。
当然ながら 私も試食している。
これを使う出番がないのである。
つまり 副食やメーンのおかずは 家で作っているのでメーカーの介護食と重なってしまうことも使わない理由でもある。
家で作った方が 美味しいのは仕方がない。

今日のメーカーの一品しか使っていないが 実は これを黙って綺麗に盛り付けて一品にし 元夫に出しても介護食なんて思わないだろうという代物である。

現に 一緒に出かけた介護仲間も試食して「エッ」と吃驚してた。
そして 私と同じように自分達のおかずとして出しても 誰も介護食とは思わないねと言っていた。

介護の終えた高齢の仲間が「歯のメンテで食べられない時に使える。友達にも教えよう」って言っていたし 家族にも「介護の時には これ使って」って頼んでおくわとも言ってた。

一品だけで 他の物を購入しなかったのは これは食べてみないと判らないし家で作る物で間に合うと思っていたから。
だから今日は 他の物も試食できて良かった。
他の物で使ってみようと思ったのは白身魚のムース等数点。
でも 何れ嚥下がきつくなったら 使えると思っている。

母に使っているのは 豚の角煮のムース。
家でも作るけれど 母に食べさせたくとも少し不安があった。
母が食べ難い物は 硬く仕上がったから揚げやフライ等。
物に拠っては 食べられるけれど仕上げが荒いとやっぱり躊躇してしまう。
そんな時 お豆腐と角煮のムースにすると結構たんぱく質の所定の量を補える。それも 全て仕上がって「今日は 無理かな」と思った時 レンジでチンして一分で食卓に運べるのである。
毎日使う訳じゃないから…。

実は これを外出時にも使えるのではないかと密かに考えているのだ。
元気な者は 何でも食べられるけれど母はそうは行かないので 食事の時間を挟む外出は 最近出来る限り外すようにしているのである。

ショートのお迎えがあるので 教室が終了しないうちに会場を出る事になったので メーカーさんにご挨拶。
おそらく介護のイヴェントにお誘いしてみる事になるだろう。
メーカーさんも乗り気。やったぁ!

母を迎えに行ったら 今日は拘束してなかった。
今回は 拘束なしで様子をみて何事も起きなかったそうだ。
良かった良かった。

それで また 新たなことを聞かれた。
昨日 3人介助でも大変だったというのである。

私は 毎日1人で介助しており 夜間だって立位でトイレ誘導しており特に大きな問題になった事はない。
人の手を借りたくなるのは 入浴の時だが それでも何とか出来ている。
デイでも 両手引きで歩行で大変だったという話は聞いていない。
と 伝えた。
ただ お世話をかけた事には違いはないので 家やデイの様子を客観的に伝えて それでも大勢の方を見ておいでなので 取り組めない事が生じるのは仕方ないですねと伝え ショートでも同様に…なんて言いませんから…と。
他にも何点か言われたが 在宅やデイでは起きないけれど施設では起きると
入所していた施設の様子も伝えた。

デイ利用していることで 介護している素人の家族だけの話に終わらないで住むので ちょっと強みになる。
また 施設ではどうだったかも判るので 非難というか腹が立つということもない。母は ちょっと可哀想だけれど…。ほんの数日だし…。
命に関わる事でもないし…。
でも この施設に…とも思わないけれど…。

費用負担が高めでも安心して託すところがベストと聞くけれど…。
何処まで出来るか…。
先日 生活困難者だとデイにきている時だけ 1日1回の食事の保障がありデイも毎日と言えない世帯が現実にあると現場の人から聞いたばかり。

結局 こういう方が在宅で暮らせなくなった時 受け容れてくれる施設は少ないのだ。さりとて 放置する事も出来ない役所は入れる場所を探す。
今回のグループホーム火災の入所者の中にもそういう方もいた筈。
介護負担を払いきれる人はいいのだが それが出来ない人は存在する。
費用のない人は 高い利用料の支払いは無理。

確かに施設の落ち度は明白だけれど 日中・夜間共の人員配置を考えると
難しいだろう事も 想像できる。
厚労症の人員配置を守っていても 尚無理があるだろう事も想像できる。

人の命を守るために 認知症の人が安心して 活き活き暮らせるために何が必要なのかをもっと考えて欲しい。
施設を責めるだけでは 改善の道は開かないと個人的には思っている。

これで 設置基準がまた厳しくなって それが出来なければ建設を許可しないとなったら 家で孤独に亡くなってしまう人も増えそうな気がするのだ。

もっと言いたい事はあるけれど 今日はここまで。
母のトイレ誘導も済んだので そろそろ私も…。


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