母のタイムスリップ日記
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2010年03月03日(水) 今 思えば…


 介護仲間と話す時「今思えば…」という話になることがある。
それは「あの時医師から聴いた言葉は そういうことだったのだな」とか。
「あの時 目を離さずにいたら…」とか。
「あの時 熱が出ていたのは きっとこうだったんだな」

昨日 ご家族を見送られた方のお話。
1度救急搬送した病院で 医師が病状の説明をしてくださり 翌日には別の病院へ転院。そこでも 長くはいられず 次の病院へ。

医師は 何処でもきちんと病状を適切に説明してくれたが 聞いているつもりでもきちんと受け止め切れなかったようだ。
今になって思えば 最初の病院で「いのち そう長くないですよ」と伝えたかったのだなと思えるそうだ。

その次の医師も同じ。
そして最期の病院で終末を迎える訳だが そこの医師は丁寧に当事者や家族に接してくださり 思う通りの医療の選択が出来たということだった。

命の火が消えそうな時 家族は深く悩む。
在宅で看取った仲間は 今でもあの時のことを思い出すと話される。
人の命を預かるという事は 本当に重たい事だ。

いろいろの説明を受けても受け止め切れないことが多いだろうと思う。
「今思えば…」と振り返って思い出せるということは 医師の説明も誠意あるものだったのだろうと想像できた。

介護仲間のお話は その人の心の整理する意味もあったと思うし 聞いていた仲間もそれぞれ受け止められたようだ。

さて 今日は 1日母と過ごした。
熱はないけれど 何となく風邪気味の様子なので家でゆっくり過した。
おかげで 夕食の五目散らしの支度も順調に進んだ。
母の夕食もお粥さんながら 当然五目散らし。
菜花のみどり 薄焼き卵の黄色 さくらでんぶを上に飾ってテーブルに載せたら「うわぁ」と感激の声が聴こえた。
朝から「今日は お節句。ひな祭り」と幾度も伝えていたが 最期の一声。
「お節句よ。おひな祭りよ」と母に伝えた。
ゆっくり頷いていた。
パクリパクリとよく食べてくれたわ♪

そうそう 今日は トイレ誘導空振りなしでトイレで用を足せた。
最近タイミングが合わなくて…母にはかわいそうだったけれど 今日は喜んで貰えたのではないかな?



 


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