母のタイムスリップ日記
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2009年10月21日(水) おっとっとっと!!


朝は 早めに起床してせっせこ家事に勤しむのだが 時短が思うように出来ない。焦りながら 母のところに向かった。

施設の玄関を開けると正面の居室のトイレのドアが開いていて車椅子も見えたので介助しているのだなとわかった。
「お世話さまでぇす」とホールに入ってみるとソファーに座っているはずの母が床に転がっていた。
先日娘があるテレビ番組の施設の風景でみた光景。
でもそこではそれなりの訳があってそうしている。

母はいつもソファーに座っている時間である。
ありゃりゃ♪
急いでそばに行き母の名前を呼んでみた。目は開かないがもそもそしているので意識はある。
床に起こしてみると目を開けようとしているのが判った。
おそらく ソファーで居眠りをして深く眠って前のめりが強く出たのだろう。それと排泄かなぁと瞬間感じた。

それからゆっくりと母をソファーに座らせた。
でも重たい身体で(きっとショックで身体を動かしたくなかったのだと思う)先ずは浅く腰掛けて貰って 次に深く椅子に座ってもらった。

大概もう少し早く来ているが 今日は出遅れ気味。
もっと早く来ていればこんなことにはならなかったなぁと反省。
母には「ごめんなさい。私が悪かったね。ごめんごめん」と謝った。

手足首から順繰りに動かしてみた。特に痛がる様子はない。
次に膝・肘・肩と順繰りにぐるぐる動かしてみるが痛がる様子はない。
次に首 これも特に変化なし。それから頭の毛を分けながら 見てみたが特に変化なし。ホッとした。
そうこうしている内に 母は涙を零し始めた。
「大丈夫よ。悪かったね。ごめん」と再び謝る。

騒ぎを感じた職員が介助を終えて見えた。
「どうかなさいましたか?」と。
発見時の様子や痛がっている様子はないことを伝えた。

他の方の介助に当たっていたのだから 仕方ないだろう。
職員の話を伺うと 転倒したような大きな音は聴こえなかった。
私の付く寸前に母をみて椅子に座っているのをみて 入所者の介助に入られたということだった。

それから職員は 別の職員に伝え更に看護を担当する方にも連絡を入れて確認したようだ。
両手引きでトイレ誘導。更に痛みの確認をした。
歩く時には 幾度か泣いていた。
特に痛がっている様子はやはりなかった。

そこへ別の職員が飛んできて「大丈夫ですか」と。
腕・足・頭をチェックしていた。
「きっと大丈夫と思います」と伝えた。

それから「脳下で検査を希望なら行きます」と言われた。
ソファーの高さは30センチちょっとかな。
「転倒状態は 考えれば膝を折り曲げていた。
ひざからずりずりと左前にゆっくり崩れて行ったような感じ。
なので通院はしないでいいです」と返事した。
「それに 療法士さんも見える日なので...」とも。

母に時折笑顔も見えたので 血圧を計測。
ちょっと高めだが無理もない。

転倒が居眠りか排泄が原因と私は見ていたが 職員は脳のことも気になっているんだなと思った。脳出血とか脳梗塞である。
それがあったとしても 特に大きな変化は見られない。

母は次々に職員が見えるので やや不安げな様子を見せた。
手洗いを済ませて 昼食。

今日は居室で食べる事にした。
ふたり向き合ってゆっくりと食べるほうが 安心できるだろうと思った。
向かい合って母の手を私の膝の上に載せるとそっと私の様子を見る母。
ゆっくりと食事したいところだが 1時から訪問リハビリがあるのでそうも言っていられない。
おかずは 汁物を除いて食べ終え ご飯も4分の3は食べた。
口腔ケアを済ませたところで療法士さんが見えた。
転倒の話をしたら 動きを見てみましょうと椅子から横になるまでの介助をしながら様子を見てくださり 更に細かい所まで見てくださった。
「だいじょうぶですね。でも 人に拠っては転倒のショックから立ち上がり等不安がる事がありますので...」と教えてくださった。

リハが済む頃にはzzzzの母。
明日のデイの支度を整え終える頃 母が目覚めた。
トイレ誘導。「小」排出。
今日はケアマネとケアプランの確認が予定されており 母をホールに移動させて ケアマネと職員との3者でプランの確認。

その間の母の様子を見ていると結構しっかり座っており背中を伸ばしてキョトキョトしていたのでホッとした。

その後 職員が介助しトイレ誘導。排泄なし。

それから 水分補給。
時間を置いて トイレ誘導「小」排出。

歩行もしっかりしてきて心配なさそうなので施設を後にした。
今日は 余裕があれば母を連れて美容院に髪きりに出かけようと思ってたが取りやめ。私1人で出かけた。

ソファーからの転倒は いつか起きるかも知れないと思っていた。
だから 施設から帰る時には ソファーの前にテーブルを置いて向き合うソファーにテーブルをきっちりくっけるようにしていた。
拘束になるだろうけれど 転倒するよりはよいかと思ってのことだった。
でも 施設に行けば 決まってソファーの前は何も置いてない状態が続いてたので職員にも考えがあるのだろうとおもい 職員のやるように座らせていたのだった。

厚顔な私だけれど...これでも 託している身である事は ある程度認識している。 母のためによくないだろうとは判っていても...。
起きてしまった事をあれこれ責めても始まらない。

ごめんね。母さん。悪いのは私です。


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