母のタイムスリップ日記
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2008年11月23日(日) うわっ!


朝 菜園に出た。
収穫だけのつもりだったが そうは行かなかった。

小春日和が続いたせいだろう草が目立った。
そして 空芯菜が寒さで焼けてしまっていた。

それらの作業をぼちぼちと。
すると近くにあるグループホームの方がお散歩している姿が見えた。
菜園に呼んで 蕪やほうれん草を抜いて 農作業体験をして頂く。
皆さん「ありがとう」とお礼を言われて帰られた。
次のお散歩が方が見えた。
歩行が少し不安定な方たち。
丁度 春菊を摘んでいたところだったので それを持って帰っていただく。
「これなぁにかね?」と聞いていた。「春菊」と皆さん わかっていらした。
公園で清掃作業していた方たちが 夏みかんを捥いで 差し上げていた。「黄色いのでないと…」と言いながら楽しそうだった。
地域の交流の風景だ。

時計をみたらお昼近くなっていて 慌てて家に戻った。
夫がお休みで テレビの番をしているので 昼食の準備。
後片付けを済ませて 母のところまでチャリを飛ばした。
本当は ちょこっと紅葉を観にでかけるのもいいかなと思ったのだが 少し気になるところもあったので 夫には留守番を頼んだ。

昼食の終わったフロアはのんびりとしていた。
母は 珍しく手をあげてアピール。

他のフロアの方が 遊びに見えていて少しご機嫌が斜め。
そこで 居室で3人で手を繋いで めだかの学校を唄った。
2.3回唄っていたら 別の方も見えて 4人で また 唄った。
母以外の方は ちゃんと唄える。
母は もう歌詞も出ないのだが 手を繋いで前後に手を揺らしていて唄っているつもりになっていた。

「ありがとう♪」と他の方が部屋を出て行かれた。
その後 トイレ誘導したら 便座に座ると待ってましたとばかりに小。
♪やったね♪といったら頷いていた。
その後 少量の大も。昨日 出ていたと言うことなので心配は要らないだろう。

トイレから出て 手洗い 歯磨きをしていたら 先の他のフロアの方が入り口まで来ていた。
母は それを感知して「どうぞ お入りください」とはっきりとした言葉で言った。驚いてしまった。
最近の母は 言葉が殆ど出ない。
それなのに こうやってタイミングよく お話できる時がある。
その次の言葉が続く訳ではないのだが…。

職員にもこのことを伝えた。職員も驚かれる。
ともすると 作り話ではないかと思われるほどの出来事なのである。

何となくだが… 先に手を繋いで唄った事がぼんやりと記憶に残っていて
知っている人という記憶があったからではないのかなぁ〜。
下手をすると 私のことすら「誰?」と言う目つきになるときがあるのだから…。ただ 私の場合は しばらくすると必ず思い出してホッとしたような表情になるのだが…。

記憶のスイッチが頻繁にオン・オフされているかのように見える最近の母である。
その後 おやつとなった。
おやつは 職員にお願いして 初秋の衣類をしまいこんで 冬物を取り出す作業。
おやつが済んだころに 居室に入って貰って作業を見守って貰った。
衣類を出している時に「それ」と言う表情だったので 手渡した。
じっと見入っていた。
何かを思い出しているのだろうが 言葉がないのでそれが何なのかまでは判らなかった。

その後爪切り。
行く度に忘れてばかりだった。
今日は 手の爪だけ。風呂上りに足の爪を切ってあげたいが…。
この所 タイミングが合わないなぁ〜。
爪切りの時に 拒否はなかった。

掃除機を動かしたついでに ホールのお掃除も…。
母もホールに移動して貰って 作業を見守って貰った。

掃除後 居室で過ごされている方のお部屋を訪問し ちょこっとずつ遊んで貰った。

「4時には帰るから」といって家を出たのだが 時間オーバー。
帰路 スーパーに立ち寄る。
あれやこれやと籠に入れているうちに お財布に補充するのを忘れていた事に気がついた。
それも 鯛を1匹 三枚に卸して貰ってから気がついた。
お財布の札の数を確認し 籠の中身をささっと暗算し胸を撫で下ろした。立ち寄ったスーパーの近くには キャッシュコーナーがないのだった。

お財布の残 800円。あわわわ!


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