母のタイムスリップ日記
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2008年06月27日(金) 心が揺らぐ時


 朝日新聞に人生の贈り物と言うコラムがある。
このコラムは殆ど欠かさず読んでいる。
今週は 死の哲学を語るデーケン氏だった。
最終回の今日は 遠藤周作さんに触れていた。

このところ終末期医療について いろいろ考えさせられる事があり 何処かにしまいこんでるデーケン氏の本をさがしてみようかなと思った。

午後母の所に出かけた。
直ぐにトイレ誘導し 着替えて貰った。

汚れた衣類と大判のバスタオルを持って 母と共にコインランドリーへ向かった。
今日の母は 膝がカクンと曲がってしまう事が多かった。

コインランドリーに洗濯物を入れたら 施設に戻ろうかと思ったがどうにもその気にならなくて 乾燥するまでずっとコインランドリーで過ごした。

母と隣り合わせて座って さくらんぼを食べてもらったり お茶を飲んでもらったり…して過ごした。
心の中で幾度も母に「ごめん」と謝った。
自分だったら出来る限り避けることだが 施設だから仕方がないと幾度も自分に言い聞かせ心を整理した。

心を空っぽにして施設に戻った。施設近くまで来た時母の足が止まった。
「戻りたくない」意思を示した。
「どうしようかな」と思って玄関に目をやると入所者のご家族が立っていた。
挨拶をしたら「電話番号教えるから…」と唐突に言われた。
このご家族 おそらく介護鬱。人と話すのが苦手と聞かされていたので 挨拶程度に留めていたのだが...。
「施設に向かう足が重くて 歩いている内に涙が止まらなくなるのです」と以前吐露なさった。
「私にもそういう時がありますよ」と伝えたら驚いていた。
その頃から きっと何か感じるところがあったのだろうと思う。

母に話しかけてくれて 挨拶を交わしているうちに母の気持ちも和らいだ様子で一緒に中に入った。

母をトイレ誘導して居室の椅子に座っていたら そのご家族が見えた。
居室に入ってもらい 電話番号を交換した。
居室が明るいこと 一人部屋であることに驚いていらした。
「いつでも遊びに来てください」と伝えたら 「ここなら来たら楽しいですね。今度は是非そうさせてもらいます」と言われた。

この変化に気がついたのが施設長。
「人見知り溶けていたんですね」と言われていた。

在宅で頑張っている方と比べれば ずっと楽に介護している身なのだが 託しているが故の悩みはある。
多くの家族が おそらく同じ思いを抱いているのじゃないかなぁ〜。
だから 施設の介護者の会が必要なのだと思う。

銀行や郵便局に用事があり 今日は早目に引き上げた。
自転車を飛ばしてぎりぎりすべりこんだ。
窓口は閉まっていたけれど…。

家に戻ってから 菜園に出向く。

トマトやナスの枝を支柱に留めた。
ナスやきゅうりを収穫した。トマトも3個初収穫。

週末から来週にかけては いろいろあって 菜園に行ける機会がないかも知れないから…。


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