母のタイムスリップ日記
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| 2008年03月12日(水) |
一斉清掃日の楽しみ? |
昨夜 家人が「あしたは 寒いって」と言っていたが どうしてどうして暖かな1日だった。
昼食を作って 自転車で施設に向かう。 ホールが賑やかで 今日は清掃日だとわかった。 清掃のある日は 昼食 夕食が 他のフロアの方と一緒になる。 車椅子の人が多いので テーブルはいっぱいになる。
職員に母と居室で食べるとお願いする。 母は 賑やかさに圧倒されているのか浮かぬ顔をしていた。
居室に誘導すると少し笑顔が戻る。 直ぐに昼食となった。 みんなと一緒ではないので ここでトイレ誘導した。 音を立てて尿がでた。それも2度。 パットは綺麗なので 浮かぬ顔はトイレだったかと思い当たった。
手を洗ってから 食事。 母は施設の食事が中心。でも 煮物には箸を伸ばして食べていた。 母の興味は 真っ赤な苺。 幾度も手が伸びたので 食事の途中で口に運んであげた。 先日と同様「うふふふ」と笑う。 食事は 一時間かからずに食べる事が出来た。
食後 歯磨き。 「ぶくぶくぺぇ〜しよう」と伝えたのだが ぶくぶくゴックン! 何回やっても ごくりと飲み込んでしまった。 こんな日もあるさ♪ 水分を更に補給したと思えば上出来の筈。
その後 トイレ誘導。 セーフ!大が…。その後 尿も。 今日は 上出来である。 欲をいうなら 歯磨きより先にトイレ誘導してあげれば 母には良かったのだと思う。
リハの体制をとって 療法士さんを待った。 程なくして 見えてリハビリを受ける。 腰の辺りが張っていたそうだが 特に大きな変化なし。 足の屈伸は 痛がりもしなかった。 散歩の効果だろう。
リハのあと眠そうだったので そのまま寝入って貰う。 其の間に ホールに出て入所者の方とおしゃべり。 居室の前にいた方は 認知症ではない方。 この方は 母と同じで開所当初からいらした方である。 「わたしね みんなの洗濯物を畳ませて貰っているのよ。あなたのお母さんの物を一番先にたたむのよ。そして お母様のことを考えるの。だって 毎日 何も考えないでぐずぐずした気持ちでいたらつまらないものね」と話してくださった。 母より1歳下 大正6年生まれだと言われていた。 顔をあわせなくとも 思っていただけるって幸せだと思う。 そして 何よりも自分でどうすれば心地よいかを考え実行できるって素晴らしいと思った。
最初は 母と同じフロアにいた方なので 気持ちの何処かで「同志」と言う思いがあるようだった。 他の施設に移られたり なくなられたり…で顔なじみが少なくなっていると感じているようだった。
話していると母の声が聞こえた気がして 慌てて居室に戻った。 「起きるよ」と声を掛けて立ち上がって貰う。 そのままトイレ誘導。 これもセーフだった。 母の声は「おかちゃん」ではなく「あ〜!」と言う声だったと思う。 迫っているんだなと感じたのだった。
それから ちょこっとお茶を飲んでもらって ホールに移動した。 おやつの時間となっていた。 まずは コーヒー。 隣には おやつを待ちに待っている人がいた。 「お昼食べていないのです」と。 「あらら それは大変 これコーヒーですよ」と一口。 少なかったようで「味がしないよ」と言われた。 「ごめんなさい。うなぎやさんの前を通ったみたいだったのね」と言うとケタケタと笑われた。 二口目で「おいしいよ。コーヒーの味がする」と。 数人でわいわいおしゃべりしながらティータイム。 どうやら 今日はお誕生会らしかった。 9日生まれの方と10日生まれの方。 そんな訳で その後口当たりのよいロールケーキが配られた。 「おいしい」とお替りする人もいた。
おやつ後は母のフロアのお掃除になるので 移動。 そこで今日は 帰ることにした。
ちょっと余裕の帰宅だったので いつも気になっていた たくさんの宿り木のある木の下に立ち寄った。 数えたら10個の宿り木があった。 付いている実は 殆ど鳥についばまれてしまっていたが まだ実をつけている宿り木もあった。 久しぶりにデジカメを取り出してパチリ。 母も落ち着いているからできるのだなぁ〜。
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