母のタイムスリップ日記
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娘を送り出して 母の所に向かった。 クリスマス会準備のお手伝いが待っている。
施設に着くと皆さん 綺麗に髪の毛を梳かしてもらい お化粧をして 綺麗な洋服を着て過ごされていた。
母を直ぐ トイレ誘導後 歯磨き。 その後 クリスマスプレゼントを渡し プレゼントを解いてあげ カーディガンを広げて見せた。 「わぁ〜」と言ってニコニコ。 それから 着替えた。 着替えをすると外出と言うパターンを母は覚えている。 着替えて立ち上がったとき「家に帰る」と言う。 「いや 今日はみんなでクリスマス会なのよ」と伝えてホールの椅子に座ってもらう。
それから 順繰りに手伝う。 「ビーフシチューがどうも薄い」と職員が言われた。 「何を足せばいいかしら?」と「トマトジュース・ソース・塩 そんなものがあるかなぁ〜」と伺ったら 全てあった。 トマトジュースは無塩だったので やめてソースと塩を使ってみた。 これが 結構効いたようで 後は煮詰めていくことにした。
それから ケーキの飾りつけ。 いつも綺麗に飾ってくれるご家族が 今日は遅れていて…。 でも別のフロアの芸術家の方が見えて 飾り付けを手伝ってくださり とても綺麗に仕上がった。
盛り付けは 職員にお任せして 「おかちゃん」とせわしなくなってきた母をトイレ誘導した。大分時間を経たので間に合わないかと思ったが母は待っていてくれた。きちんとトイレでできた。母は笑顔を見せてくれた。 言葉はないのだけれど サインはキャッチ。
時間を経るに従い ご家族の姿も増えてきた。 今日は お子様もいる。 幼子を見つめてみんなニコニコとなった。
いつもの昼食より遅れたが その分お腹は空いているので 皆さん よく召し上がっていらした。 介助なさる人 サンタクロースの盛り付けにした流動食を召し上がる人等様々。
いつもと違う変化で「食べない」と言っていた人が しばらくすると召し上がってくれた。この当りが認知症の方の介護の難しい所である。 楽しい会で有っても 直ぐには受け止めきれないという事もある。
入所者の半分ちょっとの方のご家族が見えていた。 今年は 母のフロアのご家族の姿が少なかった。 入所の時と比べると車椅子の人が大分増えてきている。 メンバーの入れ替わりもある。
園もたけなわとなり 職員のかくし芸。 寸劇もあった。 以前入所していた方のご家族も見えて 手品をしてくれた。 これらの場を盛り上げてくれたのは5歳児の男の子。 やはり 子供の発想につられて みんな笑っていらした。
サンタクロースのプレゼントは 一人のご家族が編んでくださった 襟巻きや帽子…。一人一人にサンタさんによって配られた。
それぞれ色合いも異なり 編み方も違うのだが 不思議な事にその日とその人にバッチリと合ったものが 無意識の内に選ばれていくのがとても不思議だった。
沢山のお食事の後 お茶とケーキで〆。 「まだ入るの?」と驚くほどの量がお腹に治まった。 中には ケーキのおかわりをなさる人もいらした。
時間がきてお開きとなり それぞれの場所へ戻られた。
其れから テレビやら箪笥やらを順繰りに元の位置に戻して…。 いつもの部屋に戻って ホッと一息。
母もトイレ誘導して 着替えを済ませてソファーに移動。 今日は 少し食べ零しもあり 荷物を袋に詰めて持ち帰る事に。
さぁ〜いよいよ 年末に向かってゴー!
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