母のタイムスリップ日記
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2007年11月16日(金) 良く 歩けたね♪


予報では 午後から雨。それも気温が下がるという。
と言っても 朝から結構寒い。

お弁当を作って 昼食に間に合うように 家を出た。
施設に着くと食事が始まっていた。
機嫌は 悪くない。

でも自力でスプーンを持つ事はなくて 遊ぶ感じだ。
袖口をスープで濡らしたと袖をまくっていた。

自分でスプーンを運ぶようになるが 口まで運ぶ事はない。
別のスプーンで掬って運ぶと口を開ける。
むむむ 依存傾向だわ♪

介助と自力の交互で何とか食べ終えた。
普通食だし 今日は汁物やお茶で噎せる事もなかった。
家から運んだ 大根の煮物も食べられた。
ヤクルトがテーブルに載っていた。
一番最後に飲んでもらった。

食後 渋柿の皮むきをさせていただく。
ほんとは 入所者に剥いて貰いたい所だけれど 今 皮むきの出来る人はこのフロアにはいない。
みんなの見ている前で 皮むきをした。
「渋いのよ」「干し柿にするのよ」と作業の様子を伝えた。
それぞれ 干し柿に纏わるふるさとの風景を思い浮かべてくれたようで「母が作ってくれました」と語ってくれた。

剥き終えた所で小休止。

職員に 排便を聞くと「まだ」という事で トイレ誘導した。
トイレで暫く遊ぶ。
両手を合わせる遊びである。時折フェイントを掛けるとあははと笑った。
そして その後で母自身が フェイントをかけてきた。
やはり ゆったり面会できるようになると こんなことも出来るんだなぁ〜。

暫く踏ん張って 小指の爪ほどがポトン。
母と硬い握手。
母も少し踏ん張ってくれたがそれ以上は無理。
手を洗ってから 家から運んだ柿を1個食べてもらう。

その間に みんなの前で 剥いた柿の軸に1個ずつ紐を結んだ。
それを 各部屋それぞれの物干しのところに 数個ずつ柿を干した。
こうすれば 時折 居室の窓から柿が乾いていく様子が見えるだろう。
「12月末かお正月には 干し柿が出来るかな」と入所者の方が言っていた。

その後 母とお散歩に繰り出した。
お目当ては ドラックストア。
水曜日には お掃除のためにフロア移動があるというので時間が気になって出来なかった。
今日は 予定もないので ゆったりお散歩できる。
結構早めに歩いたけれど 母はしっかり足を速めていた。
信号停止で車が並ぶと「わぁ〜 いっぱい」と言葉を発した。
「そうね。随分並んでいるね」というと頷いていた。

ドラックストアでは 白色ワセリンと整腸用の乳製品と牛乳を買った。
会計の時 少し不穏になったが お店をでると治っていた。
相変わらず 自動ドアの出入りの時には 自分の手でドアを閉めようとする。染み付いているんだねぇ〜。「開けたら閉める」ってこと。

帰りの道も遠回り。
ここまで 母は1度も休息して居ないし疲れたような感じもない。
足も良く上がっている。
花屋さんの前で今日もお花を眺めて 川べりへと出た。
川べりには 簡易の椅子が置いてあるのでそこで少し休息した。
「疲れた?」と聞くと「疲れた」と言う返事。
「寒くない?」「大丈夫」
会話が成立していた。

でも 休息を終えて立ち上がるともう復活して 足取りもしっかりしていた。
施設近くの公園まで来た時 小山を上るかちょっと躊躇した。
いくら 元気そうであっても 母は91歳。
それも 1時間近く歩いているのだ。
 
母の様子をみると小山の上で遊んでいる幼い子供に視線が行っており「あそこ!」といわんばっかりの表情。
ゆっくりと母の脚力で上ってもらった。
何の事はなく あっさり上れた。
下りの方が 母は意識していたようだ。用心深く1歩1歩下りた。
が 母は 小山をゴロゴロと寝転がって「冷たい!」と言いながら下りていく子供たちをしっかり見ていた。
「ほら」といわんばかりの視線だった。

山を下りた時「疲れた?」と聞くと足を指して「痛い」と言っていた。
そりゃ これだけの道のりだもの…。
「頑張ってくれて有難う♪」というと「いいえ」と言う表情で頭を下げていた。

これで今日のお散歩は終了。
フロアの玄関の椅子に座って靴を履き変える時 膝の辺りを強めに擦ったら「痛い」といっていたので 柔かにマッサージした。

居室に入って 購入してきた牛乳を200CC飲んでもらう。
噎せることなく おいしそうに飲んでいた。
それから みんなでおやつを頂いた。

トイレ誘導すると もうひとつ追加でコロンと出た。
おそらく 今日はこれでおしまいの筈。
明日 ちゃんとお通じがあればいいんだけれどなぁ〜。


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