母のタイムスリップ日記
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日曜日TBSラジオの安住さんの日曜天国を聞いていたら 茅葺屋根の家に今も手入れしながら 住み続けている人の事を話していた。 「お金もかかるのに何故?」の問いに「何となく...」という答えが返ってきたそうだ。
最近の自分にウンザリしながらいたので 自分に「何故?」と問うてみた。 やっぱり「何となく...」という結論に達した。
最初の頃は 意気込みもあったと思うけれど 長い年月の流れの中で「何となく」という感覚になってきているのだなと1人苦笑してしまった。
弟達は 相変わらずマイペース。 仕事をして疲れるのだろうと思うけれど...。 こちらで生活することに関して こちらにかかってくる負担はある程度覚悟していた。 でも 何処かで母にも関ってくれるだろうという思いもあった。
母の事は 言われたら同行程度。 会社の用があると我が家を使う。
今日もそんな用事に振り回された。 弟達にとって 相変わらず専業主婦というイメージがあるのだろう。
今日は母のリハビリが有り 夕方からは会議が入っていた。 弟の用のおかげで 面会の時間が削られ慌しい一日となってしまった。
会議の準備を面会前にと思っていたが それも儘ならないことに...。 弟の用で早めに帰宅するはめになった。 自分の用も母の面会も削られて 何だかなぁ〜と言う気分。
そういった事も含めて 「何となく受け容れて 後に苦しむ」と言うパターンが日々展開しているのだ。 受け容れる自分が悪いのだから どうしようもない...。
今日の母は やや躁状態。 食事介助の時も ニコニコ あはは と言った所。 口の中に残った物は 自分の手の平に出していた。 食後の歯磨きは勿論対応したけれど...。 見た目には汚いけれど 自分で出せるっていう事は ある意味嬉しい。 その動作に 母の判断力が働いたと判るからである。 手の平の食べかすをティッシュに受け取り 綺麗に拭き取った。
手を拭いていたら して貰っている事の意味は判るようで「ありがとう」という表情を返してきた。 言葉はなしなのだが 通じていると感じる瞬間である。
リハビリの体勢になって療法士さんを待つ。 が 躁状態の葉はは眠りかけてはパッ留めを見開く。 ぬいぐるみに手を伸ばして 目の前に置きなおしてみたり...。 グルミットの寝そべっているぬいぐるみをそばに置いたら 頭を撫でて静かになった。 療法士さんが少し遅れてきたので 後は職員に御願いして家に戻った。
弟の用も足せたので 安心して作業に入り夕食の支度を途中までして会議に出向くため 電車に乗った。
今日の会議で出会う人は みんな初めての人たちである。 介護者からの意見を発して欲しいと望まれていたので 介護者の直面する困難な事を率直に伝えた。 これから 何回かこの会議があるので 意見交換しながら 介護環境を整えることになる。 とっぷりと日が暮れ ラッシュの電車に飛び乗った。
仕事のはねた弟に「来るの?」と電話すると 明日早朝立ち寄るという。 おいおいと思う。 「今朝だって 夫を送り出したのも早かったんだよ。忙しさや疲れは あなたの専売特許ではないのよ」と喉まで出掛かる。 気持ちとは裏腹に「判った。明日の朝ね」と返事する自分に「なんだかなぁ」と嫌気がさした。 どうせなら 余計な事考えずに出来れば ストレスもないのだろうけれど...出来てない人間だからなぁ〜。
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