母のタイムスリップ日記
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昨日 戻ったら宅配さんからの不在連絡表が入っていた。 時計を見れば 当日の配送の申し込み時間は過ぎてしまっていたので断念。 今日の昼過ぎに…と連絡を入れた。
母の通院 やはり今日が良さそうだ。入梅したと言っても晴れそうだ。 そこで早めにタッタカ自転車で母の所に行き バスを乗り継いで家に戻った。
母の感度は非常に良好。 施設で着替えをしている時「素敵な服だ」と言ったり 帽子を選ばせたらこの所被っている帽子を指して「これ 私のだね」と言ったり 「出かけるよ」と言ったら「出かけるの?」と聞きなおしたり…。 全ての会話がこんなにきちんとしている訳ではないが 適切に返事を返してくれる回数が多かったのだ。それに とても柔和な顔つきである。
バスの乗り降りも問題なし。 そう 今日の運転手さんはとても気持ちよかった。 歩道の縁石に近い場所に停車。母がきちんと座るまでじっと待って それからドアを閉めた。こういう運転手さんに出会う事は 少ない。若い方だった。 下りる時嬉しくて「どうもありがとうございました」とお礼を伝えた。
家に着いても落ち着いていて 新茶を淹れて上げたら「んまくない」と言う。 2.3服入れても同じ返事だった。美味しく入ったんだけれど きっと甘い飲み物が欲しかったのだろう。でも 気持ちを伝えてくれたから 嬉しい。
母は良く笑った。 だから サービスで踊ってみせると声を出して笑い サービスし過ぎて「ばか 止めなさい」と叱られてしまった。
チャイムが鳴ってドアを開けたら 再配達ではなくて別の宅配業者さんだった。 義姉から モロコシが届いたのだ。そういう季節なんだなぁ〜。
昼食にした。 いつもは向き合って食べていたが 今日は 角々で隣あい食べた。 排便がないようなので 根昆布や天麩羅 大根おろし デザートには杏仁豆腐とスイカ。 ニコニコしながら良く食べた。噎せこむこともなかった。
食べ終えた頃に宅配業者さんが見え 荷物を受け取る。 そしてトイレ誘導。 ジャストミート。見ていると幾度も便座に座りなおす。気配で大だろうことが予想できた。 言葉掛けしなくとも お腹を擦らなくとも 自力で頑張っているのが見て取れた。 結果は少量だったが それでも 薬を使わずにいると意識できる状態なのだろうと感じた。 便秘が強いと 自然に任せると言う訳にも行かないのだが…。
ほんとは 入浴させたいところだが 生協の荷受がある。 お風呂介助しているとチャイムが聞こえなかったりするし この後 通院なのであまり疲労させられない。 食後 バスに乗せるのだって 今は少し不安。
生協の車がいつもより遅くて 玄関で身支度して座って待っていた。 私の靴の向きをきちんと並べ替えてくれた。 ゆったりとした時間があれば こういう事もまだ出来るのだなぁ〜。 「ありがとう♪」と言うと 手を横に振って「どう致しまして」とう動作。 こういう場面を見ていると認知症という事を忘れてしまいそうだ。
荷物を受け取って バス停に向かった。 少し早めに行ったので 暫くバス停で待った。ベンチもないので立ったまま。 暫くすると 膝がカタカタ震えて少し曲がって来た。 「大丈夫?」と聞くと頷くので 身体を支え安定を図ったが じっと立っているって結構大変なのだと見て取れた。
バスは予定より遅れてきた。足が疲れてステップを上れるか不安だったが大丈夫だった。 診療所は 空いていて程なく診察。 先生が母の手を引いて診察室まで連れて行ってくれた。 少し機嫌が悪くなっていたが これで改善したようだ。 血圧も普通で 顔色も良いし心配ないね。 という事で 薬を頂き施設へ戻った。
施設の夕食は済んでいた。 出かけるときに 食事の時間まで戻れないかもしれないと伝えて有った。 着替えをして手洗いして テーブルについて職員から食事介助していただき そうっと帰ってきた。 外で食事はまだ少し心配。特に食べて直ぐの移動は避けたいので…。 今回は 薬の量を減らして 様子を見ることにした。
そうそう 小西克哉のストリームのしょっぱなに松本ともこが「昨日入梅し今日 開けました」の言葉に思わずにんまりしたのだった。
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