母のタイムスリップ日記
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昨日母の所に出かけた時 入所者の1人が浮かぬ顔をなさっていた。 気になったので「どうなさいました?」と背中を撫でてあげた。 すると その方は 私の両腕をそうっと撫でてくれて「ありがとう♪」と言われた。 何か気になることがあるとも言われていた。 「そうですか 早く解決するといいですね」と話したら「ありがとう」とにこやかな顔に戻った。 そして「もう いいわ。ほんとにありがとう」と。
この仕草 母も時々してくれる。 そうっと撫でてくれるのだ。 入所した頃は 肩に触れただけで身構えた方だったのに いつの間にか何かが伝わるようになった。
直後 職員が「実は今朝 トイレ誘導で拒否にあってちょっとあったんです」と言われた。 そういう訳があって 浮かぬ顔だったのだなぁ〜。
その後で 職員が「入浴してもらおうと思うのだけれど大丈夫かなぁ〜」と言われた。 「機嫌は直っているから大丈夫と思うけれど 拒否があったら無理にせずにトライしてみたら良いのでは...」と伝えた。
コインランドリーに言っている間に うまく誘導できたようで入浴成功。 入浴中にご主人が見えて「入ってますか。そりゃ良かった」と笑顔を見せてくれた。 5年入浴しなかった方なのだ。 お風呂上りもニコニコとご機嫌で「よかった良かった」だったのです。
さて 昨夕 介護仲間からメールが入っていた。 介護保険のことあれこれ探っているのだが 情報を得たようで「時間があるか」と言うメールだった。 今日 おちあって逢った。 そして 2人で大きなため息を何回もついた。
介護保険の行く先は真っ暗である。 裕福な人は 介護保険を使わずとも暮らしていける。 介護保険枠をオーバーした時は 全額負担で出来るだろう。 でも ギリギリで暮らしている人は無理。
何を言いたいかと言うと...。 生活援助が次々切られて 介護する人や軽度の人はアップアップ状態となる。埃で死ぬ人は居ないから 掃除は切り捨てだそうだ。 これまで週4回利用していた人が半分に切られている現実。 確かに 少し甘えすぎていた人はいたと思うから そこが切られるのは仕方がない。
でも 認知症との境界線にいる人をどうやって見極める? 認知症なりかけの頃は 普通の生活の維持がどれほど大変か。 それが維持できなかったら 進行は早まる。 介護する家族もまだまだ混乱の最中である。 病の進行は早まるだろう。 とすれば 介護度の重い人が増えてますます保険料の支出が増えて国は大変じゃないの? 現場の人は判っているだろうけれど...。
これに違反してサービスを受給させると 業者の免許取り消しになるのだし。そうなったら困るだろうし...。 利用者側から考えても 事業所の消滅は非常に困るし...。
他にも困ったことがいっぱいだわ。 こんなことなら措置の時代の時のほうが良かったかも。
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