母のタイムスリップ日記
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リハビリの日だが 午後活動があるので 施設に長居出来ない。 お弁当を作って 早めに母の所に出向いた。 母は ソファーに座って カルピスのような物を飲んでおりにこやかな笑顔を見せてくれた。 向かい側では レース越しに春の陽を浴びながらウトウトしている入所者がいらした。 心地良さそうだった。
暫くすると 居室で休息中だった方も車椅子で出ていらした。 順繰りに髪を梳かして差し上げた。 「ありがとう♪」とそれぞれからお礼を言われた。 爪切りを渡してOさんに爪切りをお勧めしたが 今日は「主人に聞いて見ないとできません」と言われたので引き下がった。 母の爪切りを見れば その気になるかも...と思い みんなの前で母の爪切りをした。 調子よく出来ていたのに最後の小指で失敗。 指先に刃の部分を当てた時にスッと切ってしまった。 「痛い!」と言う小さな声がホールに響き 職員が消毒薬とカットバンを持って飛んできてくれた。 「ごめんなさい」と謝ると「謝ってくれなくともいい 広がって...」と精一杯庇う言葉を向けてくれた。
程なく昼食。 今日は みんな「美味しい」と箸の運びが速かった。
食後 トイレ誘導。 昨日 排便があったという事だったが 今日も少し...。 誕生月検診用の便検査 2つ無事完了となった。 毎年ギリギリなので ホッとした。 パット換えをしている時「汚いか?」と母が聞いてきた。 「汚れてないよ」と言うと安心したようだった。 一時は さほど気にしてないように見えていたが トイレ誘導を続けるようになってから 大分排泄の意識が高まっているようである。 だからと言って 1人でトイレにむかえる訳ではない。
まだ時間が有るのでホールに移動。 ホールでは みんな歌を唄っていたので 母と一緒に歌にあわせてダンスを踊った。歌っている人は「うまいうまい」と褒めたり 笑ったりだった。 母も嫌がる様子もなく楽しそう。 ダンスとは言っても 足元のおぼつかない母なので身体をこちらに任せてなのだけれど それでも ダンスに見えるって事で救われる。
ダンスの後はリハビリ。 療法士さんが見えて「変わったことありませんでしたか?」と言われて「特にないです」なんて言ってしまった。 その後 母の足の屈伸を始めた時「いたい いたい いたい」の母の声。 そうだった 一昨日 左足を少し引きずって居たんだったわ。 慌てて その説明をした。 どうやら 左足の膝後ろ辺りを痛がっているようだった。 やはり 何か有るんだな。 でも 在宅の頃から 時折そうした痛みを訴える事が有ったので心配するほどではないと思う。 リハの前 ダンスだって踊れたのだもの。
療法士さんは 左足は撫でるだけにして左足に移っていった。
そのうちに 母はzzzz。 リハが終わっても目覚める事もなかった。
後は職員に御願いして 施設を後にした。
利用者さんは ご夫婦で二人暮らしの方。 良いお天気なので 洗濯するのに良いと思い 休息をとらずに早めに訪問した。「あら 早いですね」と利用者さんは 言われた。 今朝ほど 事業所から連絡事項の電話があった。 それを頭の隅に置きながら活動に入った。 「洗濯 掃除 洗髪 清拭」が今日のご希望。 洗濯機を回して 洗髪の準備をした。 ギブスをしているので濡れないようにビニール袋で足を包み込むようにした。利用者さんは 椅子に座って洗うといわれたが 歩行器に掴まって立ってもらって首を前の方に伸ばしてもらって洗うことにした。 座ってしまうと首が膝より前に伸びにくそうだったからである。
シャワーの加減がわからなくて苦労したが 頭皮に出来る限り近づけて水が飛び散らないようにした。 衣類を濡らさないで何とか洗髪できた。 浴室前に準備した椅子に腰掛けるまでは良かったが 浴室用のブーツを片足に付けていた事を忘れて立ち上がってしまった。 「靴が...」と声を掛けたら 利用者さんは松葉杖を付いて脱ごうとしてクラりとした。 慌てて身体を支えて「無理です。椅子に座りましょう」と誘導して脱いで頂く。元気に歩けた感覚で居られるので ついついである。
「ドライヤーを掛けて頂けますか?」と頼まれた。 ドライヤーをかけてあげる事は難しい事ではない。 でも 自分でも出来る筈なので 「はい」と返事して浴室の後片付けをしていたら ご自分で乾かしていらした。 足りない所は その後こちらで乾かして差し上げた。
ベットに戻って貰った頃に 洗濯機の終了音。 洗濯物を干した。 それから 掃除機を掛けた。 今週は 要領を得たので ベットルームとキッチンと玄関と脱衣室と順繰りにかけた。 ベットの下に掃除機が入らないので 雑巾を借りて埃を取り出し吸い込んだ。 良く見れば 椅子の足にも埃が付いているのでそれらも拭きながらお掃除。
家ならば 動いている間は電気をつけて置くが 利用者さん宅は使う部屋しか電気を付けないので 掃除機が移動する度スイッチをオン オフ。 人様の生活形態に合わせる事は 活動のルールだ。
掃除が済んで 丁度1時間経過。 清拭がご希望なので お湯を貯めてタオルで拭いていく。
「時間超過してますので 30分超過になりますが 他にご希望はありませんか?」とお聞きすると「ポータブルトイレのお掃除を頼むの忘れた。二人で使っているので...いっぱいの筈です」と言われた。 直ぐにタンクを外して 掃除。 それでも時間が残っているので「食器洗いますね」とこちらから申し出た。 「じゃ ついでに冷蔵庫にある漬物切って貰えますか?」ということでキッチンでお仕事。 これで 丁度終了となった。 食器を棚に収納して水周りを拭いた。
それから 次回訪問日を決めた。 活動時間を節約が利用者さんは ご希望なのでそれに沿うように活動。
そんなこんなで家に戻った。 家では留守電チカチカ。 役所からだった。 認知症介護なさっている方のフォローの御願いだった。 ご本人様には 伝えてあるという事で こちらから電話して欲しいという事だった。 デイ利用日やヘルパーの入る日を確認してゆとりのある時間を教えて戴く。
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