母のタイムスリップ日記
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昨夜の雷雨は 強かった。 丁度 眠ろうとした頃から始まった。 雷を子守歌代わりに聞きながら寝入ってしまった。
ラジオから「明日の午前中は北風が吹き込みます。でも この北風は 暖かいのです。夜には 冷えてくるでしょう。気温差は10度近く...」そんな気象予報士の声が聴こえていた。
朝は 予報通り あたたか。 コートを着て歩くと汗ばんでくるほどだった。
これなら 外出できるなぁ〜と母の所に向かった。 母はまだ昼食中だった。残りの分を食事介助して 居室に移動。 歯磨きをして 療法士さんを待った。
リハ中は 居室の整理をした。 療法士さんと医療リハビリの話しになった。 リハビリ難民について テレビ局から取材を受けたそうだ。 医療リハビリって 介護のリハビリとは異なる。 今は 医療リハも介護予防でやれるだろう...って考えられているみたい。
先日 友人のお義母様が転倒骨折したが 今 退院の為に準備中。 運ばれた病院にはリハビリを取り入れてないので 別の病院でリハビリ治療をする事になるそうだ。 病院から 介護保険証持ってきてくださいと言われたと言う。 病院で介護保険を使うのかな?
介護保険使ってないと言っていたので 早々に申請するように先日伝えたばかりだったが...介護保険証は 健康保険と同じように送られてくるものと勘違いしていたようだ。 慌てて探したが見当たらない...と言っていた。 やはり 最初は 混乱しいろいろ聞いてなかなか飲み込めないものだと感じた。
話が逸れてしまった。 リハビリ終了後 トイレ誘導し排便があった。 ちょっと緩め。おととい大量にあったのだが...。 薬の調整 大丈夫かな?
「遊びに行こうか?」と母を誘った。 母の反応はイマイチだった。おそらく 腹痛が残っているのだろう。 バスに乗って 駅の方に向かった。 そんなに機嫌は悪くなかったが「なんか食べる?」と聞くと良い返事が聞けなかった。 折角出てきたのに 何もしないで帰るのもつまらないと思いレストランに入った。 椅子に座るのを一度は拒否。 「隣に座らせて...」と」御願いしたら 席についた。 コートは脱げたが スカーフを取ろうとしたら「嫌だ」とまた拒否。 それも良いかとそのままにした。 きっと 腹痛のせいなんだろう。
野菜を取るためロールキャベツを注文した。ここのはキャベツがたっぷりだから...。後は お決まりのケーキとお茶。 あまり食べないかも知れないと思っていたが 美味しそうに食べていた。 拒否も全くない。 母の口にあったという事だろう。
お店を出て トイレ誘導。 また排便。でも汚れていなかった。 母は我慢しながら食事したのだろう。辛かったのだろうな。 拒否の時に トイレ誘導すべきだったのだったのだろう。 こちらのペースで進めてしまったことを反省。 やはり 言葉がないので タイミングを掴むのが難しい。 母は この間 言葉を発しているのだが どうにも宇宙語で意味を汲み取れないのだ。
夕暮れ時になり バスに乗り 施設に戻る。 が玄関の前まで来るとくるりと背を向け「嫌だ」と拒否。 母の意志を尊重し 再度 歩き出す。 日没の時間で夕焼けも見事なので 二人で♪夕焼け小焼けで日が暮れて...♪と唄いながら歩き 施設の周りを歩いた。 再度 玄関の前に来たが また拒否。 今度は 反対周りで歩き始めた。 母の気持ちに沿うしかないので 遠回りした。 「足は痛くならない?」と聞くと「痛いよ」と言う。 「戻ろうか?」「うん」 という事で ようやく施設の玄関をくぐった。 二人ともちょっぴり切ない気分になる。 母の気持ちは痛いほど伝わってくる。 でも 暮れの掃除がまだ途中なのだ。 今朝も 仕事を切り上げて母の所に向かってきたのだから...。
施設の食事が丁度始まる所だった。 けれど 母には 手洗いとトイレ誘導があるので みんなと一緒という事は無理。
トイレでは また 排便。 これで大方出たと思われた。 母の機嫌も少し落ち着いて来た様だった。
「夕食食べる?」と聞くと「うん」と言うので みんなのところに移動。 みんなは 夕食が済んでいた。 母の食事は...当然 冷たくなっている。 今日は 暖かだからいいかぁ〜。
介助始めると スムースに食べ始めた。 途中 母の衣類を片付けに居室に入った。 戻った時 母の目には涙がいっぱい溜まっていた。 「もう少し 待ってね。暮れなるべく早く家に連れて帰るからね」と声には出さずに語りかけた。
予想以上の時間を母と過ごしてしまい 急いで家に戻った。
食事の支度をしながら 今年最後の可燃ごみの回収の為に不用品を纏めた。 昨日購入した 干し大根を漬け込んだ。 明日は 夫が早朝に家を出て泊りがけの仕事がある。 娘は 部署の忘年会でまだ帰宅できてない...
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