母のタイムスリップ日記
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2006年12月11日(月) おへその向きを直しながら...

利用者さん 最後の訪問。
でも ご自身にその自覚がないご様子。
だから そのことには触れないようにして 活動をした。

私の声を聞くなり 其の儘お出かけなさろうと玄関までお見えになった。
「今日は 風が冷たく寒いので 上着をお召しになった方が良いかとおもいます」と伝えると 室内に戻られた。
足を拝見させてもらうと ちょっと浮腫みがあった。
足の上がりが悪いと自己申告があった。
「気をつけてお出かけしましょう」と声をかけた。

外に出るとやっぱり寒そうだった。
ご家族は 今日も昼食を外で...と希望され近くのデパートのすし屋と言われた。でも利用者さんは先週出かけた所が希望だった。
これから 外出の機会はめっきり減るだろう事は容易に想像でき もう少し気の聞いたところへ外出できれば良いかとあれこれ考えた。
でも時間の制約があり 風も冷たく 利用者さんの歩みは何時になくゆっくりだったので 利用者さんの希望に沿う事にした。
利用者さん これが最後とは思ってないのだ。

重い足を上げながら 頑張って階段を上られた。
後はエレベーターを使ってホームに入った。
前回と同じコース 同じ店に入った。
利用者さんの目が デザートのアイスクリームから目が離れない。
希望なさったので アイスクリームも注文。

今日はお腹もすいてない御様子。
召し上がる量も気持ち少なめ。
時間が限られてないなら もう少し後にしてあげたい気分だった。

お話は亡くなられたお嬢さんのお話が多かった。
私が利用者さんと同年代に成ったり お嬢さんと同じ年齢になったり 忙しく変化した。気持ちが落ち着いていれば まだ間違いに気がつくのだろうけれど...神経が昂ぶっているんだろうなぁ〜。

1時間超過して 活動を終えた。

家に戻って 昨日作ったサツマイモのお汁粉と長いものスライスを持って母の所に出かけた。
美容院に連れて行こうと思っていた。
が外は冷たい風が吹き 母の排便はない様子なので 諦めて排便誘導に切り替えた。残念ながら 今日は空振り。
でもガスが出ていたので そろそろなんだろう。

トイレ誘導を繰り返しながら 他の方も交えて体操したりした。
車椅子の方には 硬縮の改善の為に 指の間にビーズお手玉をいれ母の指人形を入れたりして手の位置をせっせと替えた。
口を開くように「あ」とか「お」とか「い」と声を出して見せると マネをして口を動かし笑ってくれた。
私の出来る範囲でのお手伝いである。

おやつの時間となり みんなでおやつを食べた。
 
今日の夕食は気持ち遅め。
母は夕方になって機嫌が悪くなり 箸を持とうとしなかった。
口まで食べ物を運んでも首をそむけて嫌がった。
排泄なんだろうと思うが...。
さすがに食事が始まっていると思うとトイレに誘導とは行かなくて...。

暫くは 母のペースに合わせて食事介助。
幾度か介助しているうち 食べるタイミングをつかめたようで口を開くようになった。
空は曇り始めており 洗濯物も気がかりだったので 食べられる雰囲気になったのを機に施設を後にした。


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