母のタイムスリップ日記
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日曜は午前のみの診察なので 10時頃家を出た。 夫に車の運転を頼み 快く受けてくれた。 娘も居たのだが 出張帰りで午前さまだったので。
「支度に時間がかかるよ」といつもの事ながら説明。 気の短い夫は 待っている間にお天気が変わってしまう事もあるので 判っていると思うけれど いつも断りを入れる。
母はとてもニコニコと迎えてくれた。 みんなに挨拶をした。 ○さんが 着替えていらした。 一昨日 施設長から フロア担当の方のある作戦を伺っていた。 どうやら 成功したようだ。不穏にならずに着替えられたそうだ。 「涼しそうな お洋服でよくお似合いですね」 「またまた 貴女は いつもそうやっておだてる…」とニコニコ。
母をトイレ誘導。 「あれれ 怪しい雰囲気!」大がちょっとパットを汚していた。 職員に昨日の様子を聞くと 午前中少し出たが 後は特に変わりなく過ごしていたという事だった。 「待っていてね」の言葉掛けを忘れていた。 トイレに戻ると 母は手すりに手をかけて立ち上がりかけお小水が…。 あちゃあちゃ…。替えたばかりのパンツを更に替えた。 それから 少しトイレで頑張ってもらう。 今日は切れが悪く 危ないので パットを3枚バックに忍ばせた。
着替えをして 外に出る。 夫が 面白い顔で出迎えてくれた。 母は けたけたと笑って頭を下げた。
車中も機嫌よく過ごした。 駐車場は混雑していて 連絡通路に繋がらない階に停車。 この結果 母は 階段を上るはめになった。 1階分上って「大丈夫?」と聞くと はあはあしながら「疲れる」と言う。 「これで 最後よ」と上ってようやく診療所へ。 待っている人が数人おり 母が休息するのに丁度良い待ち時間になった。 「○ちゃ〜ん!」と医師が呼ぶ。 母はニコニコして診察室へ。 「そう ここに来て置かないと…」と母は言う。 通院という事が ボンヤリ理解出来ているのかな?と思ったりした。
一通り診察し「大丈夫 まだ死なないぞ」と言うと 母はニコニコ。 薬を頂き トイレに誘導後 夫の待つ場所へ。
最近 母の介助が片手で済むようになってきた。 階段の手すりを持つ手も 大分しっかりしてきたように思う。 そういえば 今日は 車の乗り降りも手さえ捕まる場所に誘導してあげれば自力で乗り込んでたな。
此の儘 家に戻る事にした。 家で みんなで昼食。 母は家に入ると「変わらないねぇ〜」とキョトキョトした。 娘も起き出して 母とワイワイ騒ぐ。 みんなで昼食。母はニコニコ。
食後暫くしてから 外の落ち葉を掃いた。 母を放置できないので 外に連れ出し。 台車に腰掛けてもらい 手は車庫のシャッターへ。 母の目の前で作業。娘も手伝ってくれた。 母を1人で放置しておく事は 今とても危険だから仕方ない。
その後お風呂に誘う。 母は 嫌がらなかった。 トイレ誘導後 入浴。 スムースに浴槽に浸かった。 それから 浴槽の中で身体を洗い 洗髪もした。 酷く嫌がらなかったが ちょっと無理をした。 「ごめんね 怒っている?」と聞くと「コックリ」と頷く。 怒っているけれど 凄い不機嫌と言うのではなかった。 洗髪時にちょっと押さえ込んだ。 怪我をさせても良くないし 耳に入ったら怒りは倍増するので…それを避けるために 短い時間を何回か 押さえつけたのだったのだ。 「勘弁してくれる?」と聞くとコックリ頷いた。
風呂から上がった時には 汗びっしょり。 それでも 心地良さそうだ。
湯があがりに お茶やアイスを食べて貰った。
頭を乾かした後 夕方施設に送り届ける。 帰りの車の中から 急に表情が曇った。 施設に着いてから「お腹痛いの?」と聞くと首を横に振る。 「哀しいの?」と聞くとまた首を横に振る。 「寂しいの?」と聞くと 応答無し。 何となく 寂しさを感じているのだろう。
気持ちの落ち着くのを待って そうっと施設を後にした。 今日は トイレに入る度に「大」 下痢ではないのだが…。 準備したパットは全て使い 家のストックも使った。 腹痛がないだけ 良かった。 小水は 1度失敗したが 後は成功。
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