母のタイムスリップ日記
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| 2006年06月28日(水) |
「出来ない」って言ったよ! |
リハビリの日だ。 母の所に出向くと 昼食中だった。 口の中 モグモグさせていた。 先だっても「口の中に いつまでも物をためているなぁ〜」と感じていた。 職員が傍に来て「歯が抜けました」と金属根を渡してくれた。 「そういう訳だったか」と納得。 たった一本抜けただけの事だけれど 入れ歯は当然緩むはずで そうなれば口の中に食べ物も残ってきてしまうだろう…。 「歯がおかしい」と言えないので 起きてみて初めて判る認知症の難しさ。 直ぐに歯科の予約を取った。 今 混みあっているので来週という事になった。
それでも 介助すると全量摂取できた。 隣に座してしまうと 母は口を開けるだけになってしまう。 出来る限り 自分で食べるように誘導。
療法士さんが見える直前に居室に誘導。 トイレで用を済ませて 歯磨きをして 椅子に座った。 療法士さんが見えた時 畳に移動。 この所取り組んでみようと思っていた事を実行。 以前 立ち上げる時は向き合って母が私の肩に手を置き 私は母の腰に手を当てて一緒に立ち上がるようにしていた。 今日は 座る時に この逆バージョンをしてみた。 療法士さんの見守る中 これは成功と言うか腰を下ろす寸前まで。 この考えが甘かったのは 母が正座は無理という事を忘れてしまっていた事。途中で気が付いて足を崩すように手を緩めて行く。 しかし 崩しても膝を折って長く座らせて置けないので横にさせようとした。 いつもの体勢に横になって貰おうと身体を倒し始めたら「出来ない」と母は言った。 私は右側から横になって貰おうと思ったのだ。 母の言葉にハッとして 左側から横になって貰う事に変更した。 これで 一応リハの体勢を取れたので良かったのだが…。
療法士さん曰く 母は左に傾きが強いので 右側に身体を倒すのは難しいという事だった。良い勉強になりました。
その他にも 療法士さんからアドバイス頂いた。 やはり こちら側から積極的に動いてみて良かった。 これから そういう事を念頭に置いて練習を重ねてみようと思った。
しかしなぁ〜。 お腹が空いたとも 眠いとも言えない母なのに「出来ない」と言う言葉を発するって…。 「出来る」「出来ない」って そう言えば 時折口にしているなぁ〜。 そういう瞬時の判断は出来るんだなぁ〜。 瞬時だからこそ出来るという事なのかな?
リハビリ終了後 立ち上がりも頑張ってもらった。 うつぶせになる時はやはり無理はあるが 四つ這いから椅子に掴まっての立ち上がりは 前回より腰が軽くなっていた。 「わぁ〜い 偉いね」と言うと「ありがと」と母は言ってくれた。
その後 入所者の家族と共にドライブ。 先日 母と出かけた紫陽花の綺麗な所に。 車の乗り降りも 大分良くなってきていた。 4月いや5月頃までは 車に乗り込むのに「腰を先に…」と言葉をかけながらヨイコラショッと介助が必要だった。 今日は 迷うことなく手を車の中に導いて上げると 後は足をステップにかけるまでは自力で出来た。 腰をちょっと引き上げたら 浅い位置ではあったが座れた。 随分楽になったものだとつくづくと感じた。
時間が足りないので 車内から見ただけ。 それから ケーキ屋さんへ。 私達は昼抜きだったので サンドイッチを注文。 1人はシュークリームとミルクティー。 母はソフトクリームとカフェラテ。 二人とも 私たちのサンドイッチもそれぞれお相伴していた。
昼食の時の食べる速さとサンドイッチを食べる時の速さとは段違い。 「この差は どうして起きるのだろうね」という話題となった。
母ももう1人の入所者も外の空気を十分楽しんだ。 ケーキ屋さんではテラスだったので 室内とは違う楽しさを感じた様子だった。
施設に戻るとちょっと休息。 今日も暑い1日で 汗だくになり職員が出してくれたアイスレモンティーが有り難かった。
ほんとは なかなか外出出来ない方も外に連れ出したいのだが…。
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