母のタイムスリップ日記
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| 2006年02月11日(土) |
ハピハピ バースデイ |
紀元節である今日は 夫の誕生日。 昨夜から お赤飯を仕込んでおり「明日はお誕生日ね!」と言うと「もう めでたくもない」と。。。
そうは言ってもね。この世に送り出してくださったお母さんに感謝する日でもある訳です。
私は お義母様とは面識がないが(若くして亡くなられたので) それでも夫から聞く限り 四男である夫を何時もいつも「この子は良い子だ」と言い続けてくれたそうだ。 男の子が四人で一番下が女の子…。そういう環境なので四男の存在は 強烈にアピールしないとちょっと陰が薄くなりがちだっただろうと思う。 お義父様は厳しく(私が出会った頃は とても優しくて 季節ごとにお便りを下さったのだ)やんちゃな四男は 叱れる事が多かったらしい。 夫は 今でも お母様の優しさにいつも感謝しているようだ。
お誕生日のおすそ分けに お赤飯を持って母に面会。 母に届ける分を先に蒸した。 黒胡麻あった筈だけれど…と探し回るが 焦れば焦るほど見つからない。 近所のコンビニまで走ったがここにもなくて…仕方なく胡麻なしで…。
ところが 施設の昼食は五目チラシだった。 おかずがあるなら ご飯だけ差し替えるが そういう訳にも行かなくて お赤飯は一口ずつ 同じフロアの皆さんに分けた。 「紀元節です」
母をトイレ誘導し歯磨きをして ホールに職員が消えたと思われた頃「そっちはダメ!!」と強烈な声がした。また「いたずらするんじゃない!!」とこれまた別の方の怖い声が響いた。 ホールに出て 怒鳴られた2人を母の居室に招いた。 残る二人は お話も合うしテレビを見ておいでで ホールで遊ぶと迷惑がられるので…。 2人を招き入れる事で残った方に嫌な気持ちにさせるかも知れないが…。 ようやく笑顔が戻って言葉も出るようになって来た方なので 緊急避難も止むを得ないと判断。 4人でボール遊びをした。 遊び始めて暫くすると職員が姿の見えない2人を探しておいでだったので「こちらにいます」と伝えた。 訳は言わなくとも理解していただけると思う。
トイレ誘導後母も少し不穏になったのだが みんなと遊んでいると表情が安定してきた。ひとりの方はボール遊びをしていても時折居眠りなさるので母のカーディガンやひざ掛けをかけて差し上げお日様の差し込む場所に移動。 「寒くない?」と伺うと「温かすぎる」とニコニコ。 手足はひんやりしているので 熱過ぎる事はないだろう。 居眠り途中でも目をパッチリ開けたときは ボールを飛ばした。 ニコニコ笑顔で受け取ってくれた。 笑顔の交換は みんなの穏やかのもとになる。 母ともう1人の方もせっせとボールを渡して気にかけていた。 入所したての頃は 構われれば「うるさい」と言う人はいらしたが 人様の動きを怒鳴る人はいなかったのだけれど…。 「おかしな事するなぁ〜」と思っても そのままを受け止めていらしたものだが…。 怒鳴らなくても もそもそ言ったりは有ったけれど…。
今日のメンバーは 判らないなりに お互いを思いやる気持ちがある。 発する言葉の端々にそういう言葉が出ていた。
ひとりの方がソワソワ始めた。 きっとトイレ信号と思って居室のトイレに誘導したが 自分のトイレとは違う事がわかる様子で入らなかった。 「お部屋のトイレに行きますか?」と聞くと「そうする」と言われるのでそちらに誘導。すんなりトイレに入られたが…。 私の介助は 違う人という感覚がある様子だったので職員に介助を御願いした。
未だホールに出ておる方がいらしたので 再度母の居室に戻り遊びを再開。 おやつの時間が近くなり 休息にしホールに移動。
母を外に連れ出す事が今日の目的なのでおやつ前の時間を使ってお散歩。 無理のない距離を歩いた。 外は気持ち良さそうだった。母も長い距離は不安そうだったので 小山を上って下りて公園を一回りして施設に戻った。
みんなはおやつが済んでいた。 手洗いを済ませて母もおやつを頂く。 ゆったりとしている母なので 今日はそこで施設を後にした。
アッシー君の娘。お買い物を済ませて家に戻った。 夫も帰宅しており 急いで夕食の支度に取り掛かった。 久々に 家族揃っての夕食だ。
子供が小さい頃は 無理をしても時間調整をしての食事をしたが 今は殆どバラバラである。 教育が足りないので 自分で揃え片付ける所作も身についていない家人達。
お赤飯に夫はウキウキ ワイワイだ。 黒胡麻 夕方見つかった。慌てると気持ちが焦って探せないんだなぁ〜。 整理が足りないのがバレバレかな?
いつもなら 食後はテレビの番に走る夫だが…今日はゆっくりおしゃべりタイムだった。 バースデイケーキを切って貰い みんなに分けて貰った。 挽いて貰ったばかりのコーヒーを淹れて…。
「ありゃ プレゼントの準備忘れたわ!」
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