母のタイムスリップ日記
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2005年11月30日(水) 気持ち良さそう♪


 歯医者の予約日なので 治療を済ませてから母の所に向かった。
歯科は急患が入って遅れ気味。
自分も急患で飛び込んだ経験があるので…お互い様と言った所だ。

お弁当を買って母の所に行く。
ついで セブンイレブンで何だかの当選券を娘から貰ったのでそれを使って買い物してから…と思いコンビニに駆け込んだ。
「これ うちでは使えません」と言われてハッとした。
入ったコンビニはローソンだった。…ハハハ 笑えない…

バスを降りた目の前にコンビニがあり 下りる度に「ローソンだから使えない。向かい側のセブン…じゃ今度にしよう」と幾度も見送ってきたのに…。
今日は 言われるまで全く気付かなかったのだ。
期日が迫ってきたので焦ったかもしれない。。。
無料券なので…ついついである。

ホールにいた母は泣き顔で「こっちにきて」と顔をあわせると直ぐに言われた。直感が働き直ぐトイレ誘導し排尿。
既に濡れていたが…我慢していたのだとわかった。
言葉をうまく出さなくなって「トイレ」と言う言葉は使わないけれど 何となく察知できるようになってきた。
しかし 考えてみれば施設内で「トイレに行きたい」と言って来たのだろうか?私には「トイレに行きたい」と言ってくれていたけれど…職員にはどうだったのだろう?聞いてみたことがないので判らないのだが…。
自分でトイレに行けた内はまだしも トイレの場所すら定かでなくなってからは…誘導を待つ状態だったのではないかと想像する。

トイレが済んで手を洗う時「困った 手を洗えない」と言い出す母。
怪我をした腕で袖をまくろうと必死だ。
「大丈夫よ」と腕まくりしてあげると 右手で左手に水をかけて洗い出す。
この動作は 骨折後に身につけたものだ。母自身が考案した。

最近 水分を飲み込むと噎せる時が出て来た。
歩く時 左前に傾きが強くなった。
今まで左側で介助していたが 骨折後は右側介助となった。
並んで歩く時 どうも母の右足が私の左足にぶつかる確立が高い。
今まで歩ける人で左側の弱っていると言う方の介助は皆無だという事に気が付いた。
私はいつも右側に弱った人がいたのだ。
母の怪我は 言い勉強になった。
少し遅れ気味に右側で介助する技を磨く良い機会となった。

母に私のお弁当を分けた。
「んまい」と美味しそうに自力で食べていた。
左手の浮腫みも大分取れてきた。
左手で器を持っていた。

食べ終えてトイレに行き それから近くの美容院に行った。
骨折以来 頭を洗っていない。ドライシャンプーでは間に合わないくらい抜け毛が多く頭も臭う。言わないけれど きっと頭が不快だろう。。。
バスでの移動は未だ無理なので 近くの美容院に決めたのだ。
少し不安そうだったので シャンプー台に乗っている間は手を握って声掛けした。洗い終える頃には 気持ちよくなったようでニコニコ笑顔が戻ってきた。「可愛い方ですよね。いつもお散歩なさって…」と言われた。
高齢者に「可愛い」と言う言い方が適切かは判らないけれど…。
娘として「大変ですね」と言われるより気持ちが良い。
ドライヤーで乾かして戴いたら 母は鏡を見てホッとしていた。
いくつになっても 綺麗になれば気持ちが良いもの。。。

それから薬局まで歩いて 施設に戻った。
疲れた様子だけれど「歩けるよ」と頑張ってくれた。「有難う」とそっと感謝した。

骨折して半月 ようやくこちらの気持ちも落ち着いてきたような気がする。
お腹も空く様になってきた。全快までの道のりは遠いけれど…。 


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