母のタイムスリップ日記
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昼食をめがけて母の所に向かった。 オクラとアスパラの茹でてトマト1個とテーバックと砂糖とレモンとお湯を持って。。。 昼食はカレーだった。 入所者の話で昨日 カレーの材料を切ったりしたようだった。
母はカレーとデザートは食べ終えていた。 ご飯少しとトマトサラダが残っていた。そこにオクラ・アスパラ・トマトをテーブルに置いてみた。 すると順次母は食べて行った。 食欲はあるようだった。
久しぶりに入所者の食事風景を見た。 病の進行で 食べ物が何であるか理解できなくてトマトをスープでも飲むかのようにする人がいた。 職員も目ざとく見つけて スプーンからフォークに変えてあげていた。 しかし 変えた途端 飲もうとしていたトマトの器をテーブルに置いてしまった。プライドが傷ついたか 食べようとした事を忘れたか…。 職員は 食べる興味を持ってもらおうと熱いコーヒーを入れてあげた。 するとコーヒーを飲んだ後 再度トマトサラダの器を手にした。 がやっぱりスープを飲むような仕草だった。 でも トマトが水のように飲み込めるわけでなくて…フォークを使う様子もない。暫く見守っていたが…見かねてトマトをフォーク出さしてあげた。 さっきと同じように また器をテーブルに置いてしまった。 これは いらぬお節介だったようである。。。
気難しい人で迂闊に声をかけにくい…。でも 芯は優しい人なのだが…。
母を居室に連れてトイレ誘導し 終わってからホールに出向くともうトマトサラダは片付けてあった。。きっと 食べ切れなかっただろうなぁ〜。
食べ方の様子を見れば 対策も浮かぶけれど。。。 短い時間ではなぁ〜。。。
母と居室でお茶を飲んでから 散歩に出た。 施設前の公園の小山を登った。 降りる時 母との腕組みを少し緩めにした。 母は前屈みで坂の角度に比例するようにとととととっ…と降りた。 が加速が付いて パッとは止まれない。 母は ととととっがおかしかったようで「はははは」と笑った。 「止まれる?」と聞いた時丁度前に自転車進入禁止のポールがありそれに掴まってようやく止まり また「はははは」と笑った。 楽しかったみたいだ。。。 思わぬ所で楽しめるのだな思った。 母の足取りは軽く 歩きたい気持ちは強かった。 しかし南風が強く砂をも飛ばす。 顔に砂が当たって痛く 目にも砂が入った。 母の満足度を見計らって散歩を切り上げた。
施設に戻ってからも「目がゴロゴロ」と言うので目薬を点した。 点眼は 最近富に苦手になっている母。。。 「目がゴロゴロする?目薬うつよ」と数回説明して点眼。 「未だ ゴロゴロする?もう大丈夫?」と聞くと。。。 母はその言葉が理解できずに両方に頷いてしまう。。。 「あのね 未だ痛い?」と聞くと頷く。 再度点眼。。。 また聞く。。。 両方に頷くので「聞かれている事判る?」と聞いてみた。 すると。。。 「判らなくとも判った事にする」と。 あちゃちゃ。。。
仕方ないのでこちらで判断して3回の点眼で終了した。 言葉を理解できないと何回も聞いてしまうけれど…母にとっては面倒な事なのだろう。。。 でも 名言でした。。。
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