母のタイムスリップ日記
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施設に出向くと職員から手招きされた。 どうやら、母が液体石鹸を呑もうとしたらしい。 時々コップが石鹸で汚れている事は気が付いていた。 でも、呑んでいるとは思わなかった。 今までも異色っぽい事はあったけれど実際口に入れる所までは見届けていない。若し、口に入れて飲み込んでしまったらいけないけれど…。 おそらく 吐き出すのではないかと思っているのだが…考えが甘いかな? 液体石鹸は、職員が危険回避のため預かっていてくれた。 これからは、母の目に届かない所に置く事にした。 でも、この辺はちゃんと確かめてみようと思う。 危険を回避する事も大切だけれど食べられる物とそうでない物を判断する能力維持も頭の隅においておきたい。
最近の母は、服も着せてもらうのが当たり前になりつつり、入浴も洗ってもらうのが当たり前となってすべて受身になりつつある。 それが、とても気になっている。 時間がかかっても一人でする事が能力維持になるような気がする。
今日も家で入浴。 その時も言葉の指示で何とか自分の力で衣類を脱いだ。 最後の所で下着を付けた儘浴室に入ろうとしたので「おふろだから…脱がなくちゃね」というとちゃんと脱げた。 洗髪や体も先に洗った後で「一人でやってね」とタオルを渡すと自分でせっせと洗い出した。先に洗ってあるのでどう洗おうともいい。 それに洗ってもらった事等母の記憶に残ってはいない…。 能力を維持して行く事が今の母の課題であろう。
痴呆の進み具合は、行きつ戻りつである。 できなくなった事でも また できるようになる事はある。 それを繰り返しながら…行くように感じている。 諦めずに現状を維持して行く事が私の役目だろうなぁ〜。
家族が戻ると言うので暫く玉の竜の枯れた葉を処理していた。 家人が戻ったので仕事を止めて家に戻り その後送り出して一息ついた時頭から何かが落ちた。よくみると芋虫だった。 きっと玉の竜の枯れ葉を根の所でかきだしている時に弾みで芋虫が飛ばされてしまったのだろう。 あまり、いい気持ちはしなかったけれど、芋虫だってきっとびっくりした事だろう。
今年は、冷え込みが早いような気がする。 母の手足があまりにも冷たく手をこすっているのである。 薄手のセーターを出そうかとも思ったが、ジャケットやコートを出す事にした。まだ、毛織は少々早すぎる。 いや、施設ではセーターを着用している人だっているけれど…。 入浴後に帰宅するので冷えないようにしっかりコートを羽織って貰った。 いつもなら、まだコート等着ないのになぁ。
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