| 2006年03月22日(水) |
3ヶ月ぶりの再会 その4 |
考えてみれば とても贅沢なSEXだと思う。 時間に余裕がなければ出来ない。
すでに深夜になっていた。 俺たちは そのまま眠りについた。 朝、目覚めた時にはまだ雨が降っていた。 貴女は帰る時間を1時間遅くしてくれたが、 それでも昼前には電車に乗る。 俺の心の中は刻々と迫る帰らなくてはいけない時間が気になり、 それにつれ寂しさが増してくる。
ホテルをチェックアウトした時には雨は上がっていた。 俺の気持ちと裏腹な青空が憎らしく思えた。 今度はいつ逢えるのか・・。 それすら分からないから・・。 俺はホームで貴女の電車を見送った。 俺も別の電車に乗った。
しばらく貴女とメールのやり取りが続いた。 俺は貴女にメールした。 「今、離れて寂しいと思うより、 逢えて嬉しかったと思うようにする。」
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