それから・・ 貴女とメッセンジャー、携帯メールなどで会話を続けた。 話せば話すほど、あなたに魅かれていった。 どんどん欲張りになっていく自分を感じながら・・ もっと貴女の事を知りたい・・ もっと俺の事を伝えたい・・ 自分の気持ちを言葉にする事が、こんなに難しいなんて。 正確に自分の気持ちを伝える言葉が見つからなかった。 あいまいな言葉であいまいに伝わることがイヤだった。 貴女が俺の心の中を覗けるなら、 どんなに楽だろう・・・ そんな事を考えていた。
そんなある日 俺にちょっとしたピンチが訪れた。 その日、貴女は友人を数人招いて自宅で飲み会をしていた。 その時に、貴女は俺の事を友人たちに話した。 友人は俺と逢う事を猛反対した。 当然と言えば当然だと思う。
友人の言葉に貴女の心は揺れた。
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