2017年12月01日(金) |
ちきりん『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』★★★☆☆ |
ちきりん『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』
心に残ったところ。
「『価値あるお金の使い方』を意識するようになると、『自分はなににお金を使うと楽しく暮らせるのか、なににお金を使うともっとも幸せな気分が得られるのか』がわかるようになります。そして、自然とそれら大事なことにお金を使うようになり、反対に無駄遣いが減って、貯金もできるし、生活も楽しくなるのです。」(p112)
「お金を有効活用するというのは、貯金を増やすということではありません。できるだけ大きな価値を自分に与えてくれるものにお金を使うということです。」(p112)
「家じゅう、要らないもので溢れかえっているのに、『お金がないから好きなことができない』などと愚痴るのは、滑稽なジョークです。使いもしないモノが家に溢れているから(‘お金の使い方の生産性があまりに低いから)楽しいことをするためのお金が捻出できないのだとしたら、本末転倒の極みですよね。」(p112)
価値ある支出を増やす。
「手に入れたいものが違う人にとっては『生産性の高い方法』も異なるということです。だから誰かが勧める『生産性の高いやり方』をそのまま真似しても意味はありません。その人が手に入れてたいものとあなたが欲しいものは、同じように見えても実はまったく違うかもしれないからです。」(p120)
仕事の段取り。 「本来は常に、『価値の高い重要な仕事』から手がけ、それらに十分な時間をかけたあと、残った時間で価値の低い仕事に手をつけるべきです。」(p182)
「誰でも『重要な仕事からやるべきだ』『重要な仕事により多くの時間を使うべきだ』とアタマではわかっています。でも実際にそうするのは難しい。その『難しいけれど正しい方法』を実践するために役立つのが、最初から『すべての仕事を終わらせる必要なない』と考えることなのです。」(p182-184)
「今まで、フリーランスとして『売れる』というのは『多忙になる』ということだと思っていた。でも本当の意味で『売れる』というのは、『自分のペースで仕事を選んでいても、仕事の依頼が途切れない』ということだ。それだけの技術を身につけ、それだけの実績を上げなければ、いつまでも長時間労働の生活からは逃れられない。」(p236-237)
ちきりん『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』
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