ジャンプ the REVOLUTION!
おことわり。 「感想」と言うより「批評」に近いです。 気分を害されたらすいません。
和月伸宏「エンバーミング -DEAD BODY and BRIDE-」> 大元の元ネタは「フランケンシュタインの花嫁」、あと主人公の名前「ジョン=ドゥ」は一般的によく使われてる名前なんだけど、和月のことだから直接のネタ元は「セブン」かも知れない。 「セブン」だいすき。 置いといて。 黒かったです。 武装錬金のカズキとは対極を成す黒さだったなー。和月さん、ブッチャケ過ぎです。いやまあでも面白かった。期待した分をキッチリ上回る面白さだった。主人公が足のないヒロインを片手に抱いたまま雑魚を血祭りにあげるシーンとかどうよ。萌え過ぎて死ぬかと思った。受け付けん人はもう絶対に受け付けんのだろうけどな。 しかしあからさまに「パイロット版」だなあとは思いつつも単品で十分楽しめたんですが、巻末コメ、自分から「パイロット版のつもりなんで投げっ放しな所が多々ある話ですが」とか言うなよ…。萎えるわ。
河下水希> 「萌え」つうか「ときめく」シチュ描くのほんとうまいよなあ、この人。 いつか使おう…。(そんな機会があればの話しだが)
天球儀> キャッチコピー→「夢は広がる無限の宇宙!!新感覚ファンタジックコメディー」って、怖ええよ!!!いや確かに嘘はなかったけど、キャッチコピーから想像されるような読後感のある話しではなかった。笑。 サクラテツ程ではないにしろメタな話しだったんで、どこに着眼点を置くかによって印象がガラッと変わると思う。多分ミステリーやSFにそんなに免疫のない人にとっては「コメディー」なんだろうけど、私は「この話し怖ええ!!!!!!」と思いましたですよ。いや、面白かったですけども。ぶっちゃけ話しの内容自体よりも、こんなもんを商業ベースの少年誌で描いてしまうフジリューの存在の方がはるかに面白い。
かずはじめ> ラストの主人公の過去話はまるまる要らない。別にそこまで奇麗に「良い話」系オチにまとめんでも、話しの内容自体は40ページくらいで収まりそーなもんじゃねーの?って思ってたら、かず氏本人にとっても今回のページ数(69P)は自己最長だったんだって。へー。(引き伸ばされたのか、それとも連載用の設定を読み切りに直させられたのか…) 真のかずFANにとってはその「良い話」系オチこそが重要なんだろうけどな。
他、新人とか> 赤マルよりはレベル高いけど、アクが強くて使いどころに困る、みたいのが集められてるような印象。笑。
マジシャンズ ジャッジメント> BTとか初期の遊戯王とかをほうふつとさすなあ。いやまあ好きな系統なんだけど。 ヒロインがもうちょっと可愛ければかなり期待度の高い作品になってたと思うんだけど。(いやあれはあれで可愛かったけど…地味……)
4u> サイトマスターのメガネってそう言えば田島って名前だっけか。(そんなところに反応。)猫水の解釈は面白かった。へえー。
キャディーガール> 途中まではわりと期待しながら読んでたんだけどオチで萎え。「飼ってた犬が死んで」とか系のネタでは笑えんよ…。
あと暁月あきら氏って、なんかえらい描き慣れてる感じがするのでどっかから移って来たのかなーと思ってざくっと検索かけてみたけど、経歴不詳なんね、この人。
2005年10月04日(火)
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