ものすごい風が吹いていた。なのにあたりは不自然なくらい明るくて、吹き飛ばされそうな心を抱えてベンチの上でひだまりの色を見ていた。顔をあげられなかった。頭の上ではきっとすごい勢いで雲が流れていっているのだろうと思った。