青の階

2005年02月09日(水) 異界への扉

深夜1-2時だってエレベーターに乗る人は沢山いる。
今朝、駐車場の空きスペースの真ん中に
黒い革靴が一組、きれいに揃えて置いてあった。

学生マンションとはとても奇妙な場所だと思う。
若者達の欲望やら熱気やら無気力さやら退屈やらで
時空がちょっと歪んでいる気がする。
午後、買い物から帰ってきて
静まり返ったマンションの廊下を歩いていると
異次元に迷い込んだような気分になる。
みんな一体どこに行ったのか。
何をしているのか。
生きているのか。

深夜2時、駐車場からは星がよく見える。


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