雑感

先日、彼から二人で観た映画の原作本をもらって、昨日と今日で読み終えた。
映画に関しての感想は、彼と私では立場の違いなどもあり、それぞれにいろいろと感じたようだった。

私も、本を読み終えて、彼に読み終えた事をメールで報告をし
彼から貰ったお気に入りのローズティーを飲みながら、こうして久々に日記を書いている。

日記を更新しなかった日々の事については、話せばとても長くなる
それに、それらを敢えて聞きたいという人もいないだろうし
それらについては、省きたいと思う。

先日、彼が忙しい仕事の合間に何とか都合をつけて、長期の休暇を取り、会いに来てくれた。
けれど、私はその翌日からインフルエンザを発症し寝込んでしまった。
その間、彼は私を病院に何度も連れて行ってくれたり、食事の支度など、献身的に尽くしてくれた。
私は、熱でうなされてはいたものの、こうして心細く弱っている時に彼が私の傍に居てくれる・・・その安堵がもたらす心地よい温かさでとても幸せだった。
こういう幸福感もあるのだな、と心から思った。
いつも、病気で寝込む事が多い私にとって、心の中でいつもそういう時に「彼が居てくれたら・・・」と思っていた事が現実になったのだ。

けど、それらはあくまでも私の気持ちの中での事で
彼にとっては、内心穏やかではない、複雑なものだったらしい。
その事については、私からは説明しがたい・・・。

彼と私の中である契約みたいなものが出来た。
「相手を無理に理解するのはやめよう」という種のものだ。
まぁ、これは、私からの一方的な提案ということになったのだが、彼も今は渋々受け入れている。
どうしてそうなったか?という経緯については、簡単に言うと、彼は物事を突き詰めて理解したい人で、私はそういうのが苦手だというものが根本にあり
その事で、時折衝突する事があったから。
そういう事を繰り返しているうちに、私が出した回避策というか提案みたいなものだ。
けれど、それについては問題点も多々あるけれどね・・・。

って、本当はこういう事を書くんじゃなかったのになぁ。

本当はね・・・。

病気で心細い時、傍にいてくれるあなたは世界中の誰よりも頼もしくて安心できる存在。
だから、どんな病気をしたってあなたがいれば幸せと思えた。
けれど、こんな風に良く晴れた空を見上げると
こんな時だからこそ、あなたが傍にいて横で微笑んでくれたらいいのにと思う。
同じ風を頬に感じながら、手を繋ぎ歩きたい・・・と。
あなたは、私に「俺の事なんてもう愛していないんだよ」と言うけれど
私はそうじゃないと思う。
ふとした瞬間、その時々に一番最初に浮かんでくるのは、あなただから。
愛してるって言葉にしないのは、それが私にとって当たり前の事だから。
「相手を無理に理解するのはやめよう」という提案とは裏腹になるけれど
今の私の気持ちはこんなです。

今日、電話で話せたら、一言目に「愛してる」って言おう。
2005年03月30日(水)

たれゆくままに・・・。 / たれぱんだ

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