経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2004年05月12日(水) 命日。

今日、父の6回目の命日。本当の意味での七回忌。

普通に時が過ぎたって、6年というのはとても長い時間だ。
小学生が入学して、卒業してしまう期間だ。そう思うと限りなく長い。

でも、自分にとっての6年間は、あまりにもいろいろなことが有り過ぎ、とても短く感じる。

自分にとっての30代は、会社の経営・維持と、友人関係の出来事で、すべて費やされてしまった。
まあ、よく、凌げたというか、精神的にはボロボロになったけれど、生きているだけマシだと思う。

僕の経営する会社と同様に、経営者が亡くなり、30代の倅が残された会社は、例外なく、3年も
持たずに、夜逃げや、倒産・自殺などで、会社としての命運は尽きている・・・。
それくらい、会社の経営というのは厳しいのだ・・・。

知っているだけでも、5社・・・。すべて、弊社より規模も大きく、立派な会社だった。
悲惨な末路を知るだけに、絶え間ない恐怖感の中で生きてきた。

まして、巨額の負債が降りかかったのだ。その後のトラブルは、筆舌に尽くし難い。


僕は、人と運に恵まれた・・・。友人関係や商売で苦しいことも有ったけれど、
その中で、本物を見極めることが出来、そして、助けられ、生かされてきたように感じる。

友人無しには、僕の人生は成り立たない。

一時は、早く人生が終わらないかと、疲れきったことも有ったけれど、
今は、苦しいながらも、平穏な毎日を送れることに感謝している。


父は、多分、今の状態を見たかったに違いない。

「正道(名前)には支えられないだろう」と病床で言っていたけれど・・・。
予想に反して、何とかなっていますよ。誉めてくれる?(^^;;

もう大丈夫、会社としてやっていける見通しが微かながらも見えてきた。
そうでなければ、結婚という決断をしなかったろう・・・。

おそらくは、この出来事は、自分にとっての転機ともなるだろう・・・。
生きる糧が出来たのだから・・・。



さて・・・。お寺に行って来るか・・・。


☆足立光機の社長が、若い女性と歩いていたとの怪情報が、そば屋からもたらされる(笑)

人のうわさというのは、こんなものなのだろうな・・・。

□さすがに、毎日残業ではきつい・・・。目の下に出ているね・・・。疲れが・・・。






黒猫 |MAIL掲示板[黒猫の住処]