もともと、納期が短かったのだが・・・。
日曜日も出たが、やはり間に合わない。電話で納期の繰り延べをお願いするが
イヤミとともに文句たらたら。σ(^^;の父親くらいの年齢だと思うが、ヤレヤレだ。
80歳になろうかという会長さんは解っているらしく「いつもすいませんね」と
ねぎらってくれるが・・・。

だいたい、２代目は、苦労知らずの経営者が多くて困る・・・。
偉ぶっている気持ちが前面に出ている・・・。

会社を経営していると、嫌なことばかりで我慢する時も多い。

まだ、ひよっこの経営者のσ(^^;だけど、他の経営者の身勝手や、
あさましいさや、幼さに閉口するときも多い・・・。

露骨にイヤミを言ったり、人の足下を見て取引をする・・・。
そんな人も多い。逆もまたしかり・・・。

いちいち、反応していたら会社も自分も持たない。
「毎度どうもお世話になります」の挨拶と、「笑顔」で乗り切るのみ（笑）

若い頃、もう引退された取引先の社長さんにこう言われたときがある。

「理不尽なことで、腹が立ったら、聖徳太子（今は福沢諭吉ですね）が
何かぶつぶつ言ってるなと思えばいいんだよ。お金持ってきてくれるんだから。」
なるほど・・・。年寄りは言うことが違う・・・。

ものは考え様。そう思えば腹も立たないか・・・。さすが・・・。
だから、いつもその言葉を心に留め置いて、仕事している。

でも、いつもお世話になっている取引先の部長さんは、よくσ(^^;のことを見ていて、

「社長は、おとなしそうで、無茶なお客にも何でもないような顔して
応対しているけれど本当は、相当気が短くて、ドカンといくタイプだよね（笑）」

さすが・・・。よくわかってらっしゃる(^^;)







BGM: 時のないホテル　松任谷由実