あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年05月10日(金) ルーツ

昔の話をしよう。

僕の通っていた中学は小高い丘の上にあって、初めの頃は遅刻なんかすると大変だった。
プロテスタント系の学校だったもんで、毎朝礼拝があったり宗教の時間があったり
いろいろ、
コレは人それぞれだけど、
面白かった。

〈今週の聖句〉ってのがあってね。
どのクラスにも、黒板の右端にはそのための枠が作ってあって、宗教部員が
毎週そこを書きかえてた。
で、それと似たもので〈永久標語〉があって。
聖書の一節なんだけど、えらく長いのさ。
でも不思議なもんだなぁ、未だに憶えてるし。

「イエスは言われた。『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、あなたの神である
主を愛しなさい。これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。
隣人を自分のように愛しなさい。』」

簡単に言えば『神様と隣人を愛しなさい』ってことらしい。
中学とか高校の頃って、ちょうど思春期真っ只中で、そんな頃に覚えたことって
なかなか忘れるもんじゃない、ってことを言いたかっただけなんだけど(汗。

もうすぐ僕の母校で、愛校週間ってのが始まって、卒業生たちも参加するような行事が
いろいろあるから、それで思い出したのかも。
ん、ほんとに日記だな(苦笑


図書室が何だか温室みたいで、
広いグランドはぐるりと桜の木が囲んでいて、
古い講堂はチャペルのようで、
屋上からは大阪湾がかすんで見えた。








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