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■ アカルイミライ
今日は映画を見に行く予定だったので行ってきました。黒沢清監督の「アカルイミライ」。テーマソングの「未来」が好きだったので「ま、とりあえず見てみよう」と軽い気持ちでした。
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結構人が一杯でびっくりしました。整理券72番て…私の中ではありえなかったんですけれど…しかも8割は女性でした(レディースデーだったのもあるんですが)。何だ皆オダギリジョーとアサチュウ(昔の映画「ラブ&ポップ」のパンフにそう略して書いてあったのがすごい気に入ってるんです)のファンかよ〜なんて思いながらほとんど期待せずに見たのですよ。
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「もう1人のクロサワ」(と言われてるらしい)をなめてました…。
かなり面白かったです…。すごい泣く映画ではないです。青春映画でもないです。分かりやすい訳でもありません。ただ流して見てしまえば「で、何なの?」と思ってしまうかもしれません。でも出来れば見てほしいなと思います。対象年齢とかがあるわけではないですが、なんとなく10代〜20代の人が見ると結構強く心に残る部分があるかもしれません。1800円払う価値があるとは言い切れませんが1000円払う価値は絶対にあります。
<以下は上記よりももっと内容に関連した感想です。ネタバレ等ありますので「大丈夫!」と言う人のみ反転してお読みください。>
初っ端から淡々とした始まり方で「これは眠たくなるかも…」と思ったんですがそうでもなかったです。とにかくオダギリジョーとアサチュウの服装がいいなあと思いました。貧乏くさいのにやたらオシャレなんですよ。センスいいなあ衣装担当…と唸らされます。二人ともスタイルいいしシルエットがとてもカッコいいのです。私は別に二人ともそんなに好きではないのですが思わず「いいなあ」と思ってしまいました。
とりあえずオダギリジョーの役(仁村雄二)がアサチュウ(有田守)をすごい慕ってるんですよ…。仁村は結構キれやすい性格でいまいち周りに打ち解けられないタイプの人間に対し、有田は表面上は落ち着いていてあるがままを受け止めるタイプの人間なんですね。キれやすい仁村を抑えるのが有田の役目、と言った感じです。まじめに見てる人には申し訳ないんですが
「こいつら絶対デキてるぜ…!」
とうっかり思ってしまいました…。だってやり取りがすんごいホモくさいんだ…この二人…。でもパンフに「この映画にある種の同性愛的な三角関係を見ることも可能だ」と書いてあったので大丈夫なはず。と言うかむしろOK!どんとこい!何ですか有田×仁科ですかそれとも逆ですか?!(加藤さん…)。
まあいろいろあって有田は仁科に自分の飼っていたクラゲを託して自殺してしまいます。端折り過ぎですがその辺の過程はちゃんと見たほうがいいと思うので。クラゲはこの映画のキーポイントなのですが書くと恐ろしい長さになるんであえて控えておきます。
有田の父親の元で働くことにした仁科(これまた何ともホ…以下略)。そんでまたいろいろあって有田の父に怒られる仁科。この時の有田の父の台詞がかなり男前です。でも一番おっとこまえなのはもう少し場面が進んでからの台詞です。肩を震わせて泣く仁科を抱きしめて言う一言はかなりツボに来ました…バックに流れるテーマソングのアレンジもすごい良かったです。
そして最後の方にある仁科と有田父との台詞のやり取りになんとなくこの映画の主旨があるような気がしました。その台詞に仁科の成長みたいなものを感じました。ホントにたいしたことのない台詞なんですけれどね。この台詞に大きな意味を私は感じました。
有田が考えてたことは私には最後までよく分からなかったです。(理解力に乏しいから…)。でもそれはそれでいいんだろうなとも思いました。
そして最後にある少年たちが出てくるんですよ。まさかここでお前らが出てくるのか!と一瞬突っ込んでしまいましたが。ひたすら歩き続ける少年たち。彼らの歩いていく未来はまだよく分からないのですが、きっとアカルイはずなのです。何故ならまっすぐ歩いてるから。
またまた無駄に長くてごめんなさい…。最近よく映画を見てるのですが全部アタリな感じですごい嬉しいです。そんなウキウキ気分で家に帰った私を待っていたのは弟の
「ごめんヒカルの碁とり忘れた★」
と言う一言でした。今回だけは…見たかったのに…!!佐偽はここにいたんだ…が見たかったのに…!!何回も頼んだのに!!イスミン…!!(そこか)
私のミライはアカルクナイ…。
2003年02月19日(水)
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