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■ ファンタジスタ・指輪やポッター。
こんにちわ、ロード・オブ・ザ・リングを見に行った回数を友達に言って「それはどうなん?」と突っ込まれ、ちゆきさんに「…その映画代でスキャナ買えるよね…?」と突っ込まれ、挙句の果てには「興味ない」と言っていた友達の一人を無理やり連れて行きハメさせた加藤です。(その友達は次の日学校サボって映画に行ったそうな)
というわけで今回は日記じゃありません。ただの徒然草です。つれづれなるままにただ書いているだけです。009の事でもないし、加藤のへっぽこ珍道記でもありません。しかも素敵にネタバレな内容です。映画を見てない人でDVDになったら見るんだーという人や、映画は見たけど原作は見てないからこの先どうなるのか知らないやーという人は多分ここらで戻ったほうが良いと思われます。
現在巷ではファンタジーブームですよね。指輪もですけど、やっぱり世間的にはハリーのポッちゃんですね。アイルランド(だったかな?)のほうでもポッちゃんに似たような話があって、それも映画化するとかしないとか。まさに空前のファンタジーブーム。ここまで来たらゲド戦機もやってほしいところ。影との戦いはいいアクションがとれると思うですよ。ゲドは受だな…!!(はい?)
指輪とポッちゃんってやっぱり世間では「ファンタジー物」で一緒にくくられてしまうけど、ぜんぜん違うよな…と私は思います。ポッちゃんは私ちゃんと本も読んでないし(後は飛び飛びに教えてもらった程度)、映画も見てないからちゃんと評する事はできないんですが、なんとなくイメージは持ってます。
ハリーのポッちゃんはジブリで言うと「天空の城ラピュタ」に「となりのトトロ」と「魔女の宅急便」を足したようなイメージがあるんです。
んでもって指輪(ゲド戦機やナルニア物語などの、どちらかといえば何十年も昔に書かれたファンタジー達も含みつつ)は「天空の城ラピュタ」に「風の谷のナウシカ」と「紅の豚」を足したようなイメージがあります。ナウシカはどちらかといえば原作よりで。
多分、指輪のほうがテーマが大人向けなのかなあ?(まあポッちゃんは児童書だからね)
ポッちゃんは魔法という力は発展させていくものと捉えているのに対し、指輪は魔法という力は無くなっていくものだと捉えているような気が。
母は私が生まれる前からの指輪ファンで、指輪の魅力を以前私にこう語りました。
「エルフの時代は終わらなくてはならない、という儚さがいい。そして最後に善も悪も全て持っている人間が世界を作っていくのがいい。」
そうか…儚さか…。人夢か…。 人それぞれにたくさんの解釈があっていいですな。(それはポッちゃんも同じ。というか全ての文学に対して言える事ですが。) 私は主人公のけなげさがなんとも言えず好きです。(原作結構なおっさんですがね…50歳だからね…)後半の所で指輪に体も精神も少しずつ毒されていってもがんばって振り切ろうとしているところがなんとも痛々しくって良いです(良いのか)。ふらふらになって歩けなくなっても「私は這ってでも行くよ。」何て言って這いながら前に進まれた日にゃあアナタ…!!
もおええて!!そこにアンタ指輪置いてお家帰ってええから…!!あとは私が何とかしたる…!!!!
な〜んて思ってしまったりするのです。
そしていろいろあって最後に主人公が選んだ道を読んでふっと「バナナフィッシュ」の最終話を思い出したり。主人公がアッシュのようになるわけではありませんが…。読んだあとの感じが良く似ているのですよ。なんか一抹の寂しさを感じる…ってやつですかねえ。
やっぱ指輪の魅力は儚さにあり、なのか…。 いやちがうな…私主人公の痛々しいのが好きなんだわさ…。
………だって可愛いじゃん………vv
おお!!ジョー!!!なんという結論!!今までのまともな語りが意味のない物に早変わり…!!!!!!何だったんだポッちゃんと指輪の違い!!マイマザーの語り!!全て私の「けなげで痛々しい子大好きシンドローム」に負けるのかい!!!
どうして私はいつもこうやって変なオチをつけてしまうんだろう…。
2002年05月20日(月)
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